活動レポート

2018年度活動レポート(一般公募コース)第393号

日本の施設園芸およびアグリビジネスにおけるイノベーションと課題を学ぶ

宇都宮大学農学部からの報告

 2019年2月12日から19日にさくらサイエンスプランでミャンマー(イエジン大学)、タイ(キングモンクット工科大学トンブリー校)、ベトナム(ベトナム国家農業大学)から18名の学生と教員を招へいしました。

<2月13日>

 オリエンテーション後、バイオサイエンス教育研究センターを見学しました。先端的な研究設備についてたいへん興味を持ち、大学院生らの説明に真剣に耳を傾けていました。「日本の農業の現状と課題」の講義を受けた後、アグリビジネス・6次産業化を学ぶためイチゴ農家、直売所、加工施設を見学しました。

機器についての大学院生の説明

<2月14日>

 「病害の診断と防除」の講義と実験で、ウイルスの検出方法について学び、DNA増幅実験を体験しました。午後は、「害虫の診断と防除」の講義と実験を行いました。アブラムシの標本を作る実験では、最初は大量のアブラムシに驚いていましたが、顕微鏡を使いながら、集中して取組んでいました。

アブラムシの採取

<2月15日>

 「イチゴの開花生理」の講義の後、イチゴ果実の品質について調査しました。また、「花きの生産と収穫後生理」についての講義を受け、各国の花生産の状況など意見交換をしました。午後は、「食品と微生物」実験で、パン作りに挑戦しました。酵母や塩を抜いたときのパンの色、形や大きさの変化を観察し、発酵の仕組みを学びました。

パンの完成

<2月16日>

 「誠和のトマトパーク」で最先端の施設園芸を学びました。参加者はとても熱心に学び、活発に質問をしていました。午後はアグリビジネスの実地体験で、イチゴ観光農園を訪問し、イチゴを思う存分堪能していました。

イチゴを堪能

<2月17日>

 「世界遺産の日光訪問」で、日本文化と日光の自然を体験しました。しかし、亜熱帯地方からの参加者のため、雪に触れたことがとても印象に残ったようでした。

日光の雪に触れる

<2月18日>

 ラップアップミーティングを行い、参加学生一人一人が、今回学んだことと各国の農業の課題について発表しました。宇都宮大学に留学中のカンボジア、ガーナの学生も発表し、日本人学生も交えて、非常に活発な意見交換と交流が行われ、学びを共有することができました。

 夕方から、フェアウェルパーティーを行い、参加者、教員、日本の学生が懇親しました。日本のエイサーの演舞や、ベトナムの歌、ミャンマー・タイのダンスなどで非常に盛り上がり、別れを惜しみました。

◆参加者の感想

 I feel this program very good and rewarding. I have learned many useful things. To meet and interact with many new friends, be exposed to many modern machines. So, I hope that there will be many more useful programs like this in the future. (Ms. from Vietnam)

 I am very pleased to study in the laboratory and departments. Because in our country, there is still needed technology and apparatus used in teaching and doing research. I gain a lot of knowledge and well noted your teaching and sharing experiences and viewing world-wide in your research. I would like to thank to government of Japan, Utsunomiya University, JST Sakura Science Plan for providing such a kind of program. (Ms. from Myanmar)

 I gain a lot of knowledge and information of agricultural technology. Also, I learned a lot about Japanese culture. All of knowledge will useful for my work. (Mr. from Thailand)

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