活動レポート

2018年度活動レポート(一般公募コース)第388号

中国の若手研究者と大学院生が人工知能の医用工学への応用を学ぶ

徳島大学からの報告

 2018年12月5日~12月12日にかけて、西安交通大学(中国陝西省西安市)の附属病院と人工知能ロボット研究所から選ばれた優秀な若手研究者と優秀な大学院生11名を迎えて、人工知能の医用工学への応用に関する最先端科学技術研究の見学と学習に関する交流事業を行いました。

徳島大学理工学部到着し、期待に胸を膨らませる参加者たち

<12月5日>

 午後、関西空港に到着し、高速バスにて徳島に移動。ほとんどが初来日となったため、バス車窓からの景色に、疲れも感じなかったそうです。

<12月6日>

 理工学部長、並びに、国際連携教育開発センター長を訪問し、西安交通大学と徳島大学との交流プログラムに関する意見交換を行いました。また、オリエンテーションを実施し、在日中のスケジュール、注意事項などを確認後、日本事情と日本文化に関する講義を行い、日本に対する理解を深めてもらいました。

徳島大学理工学部長と国際連携教育開発センター長を訪問し、
少し緊張気味の参加者たち

<12月7日>

 医学部の医用画像ラボを訪問し、人工知能を利用した医用画像の診断支援に関する最新の研究成果についてお話を伺いました。その後、バスにて、徳島市内にある大塚製薬株式会社能力開発研究所、並びに、徳島板野工場を訪問し、施設見学を行いました。

<12月8日>

 四国大学(徳島市)で開催された、 IEEE Workshop on Nonlinear Circuit Networks (NCN'18) に参加し、人工知能、及び、医用生体工学に関する講演を特別聴講しました。

四国大学でのワークショップにおいて、深層学習による医用画像の診断支援に関する招待講演を行った
吉村裕一郎先生(千葉大学)に、お昼休みも質問を続ける参加者たち

<12月9日-10日>

 理工学部において、人工知能、生体工学、ロボットに関する講義の受講、研究成果の見学を行いました。

人工知能によるロボット制御の研究成果を見学

<12月11日>

 大阪大学(吹田市)を訪問し、医用工学に関する研究を行っている研究グループを訪問し、最新の研究成果を見学しました。特に、血管中の白血球を追跡し、ディスプレイ上に表示するデモや、脳の視覚情報処理と人工視覚に関する最先端の研究成果は、参加者の興味を引き付けました。

大阪大学において、医用工学に関する研究成果を見学

 交流の期間を通じて、徳島大学学生と交流できる時間をできるだけ取るように配慮しました。その甲斐があり、多くの日本人学生が、来日したグループのグローバルでポジティブな意識に影響を受けたようです。

 また、訪問した多くの研究室では、日本人の大学院生に研究成果紹介の補助をお願いしました。英語での研究成果の紹介、及び、質問に対する応答などは、彼らにとって非常に有意義であったようです。

 交流活動を通じて、参加者は説明などに熱心に耳を傾け、質問が出続けたので、どこの見学先でも「中国の若い方は本当に熱心ですね」という言葉をいただくことができました。

 最後に、貴重な機会を与えていただいた「さくらサイエンスプラン」、並びに、貴重な時間を割いてプログラム実施にご協力くださった関係者の皆様にお礼を申し上げます。

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