活動レポート

2018年度活動レポート(一般公募コース)第369号

持続可能な開発目標(SDGs)達成のための学生国際サマースクール in Hiroshima

広島大学からの報告

 広島大学大学院生物圏科学研究科では、海外協定校等の学生・教員を招いての国際サマースクールを平成30年9月26日(水)から10月2日(火)までの7日間にわたり開催しました。

 11回目となる今年度は、過去10回にわたり続けてきた形態を大きく変え、酷暑を避け9月末からの開催とすることで快適で美しい初秋を少しでも経験してもらうと共に、各大学から学生と同時に教員を招へいすることで、より実質的な共同研究始動の機会としました。また、サマースクールのテーマを「持続可能な開発目標(SDGs)達成のための学生国際サマースクール in Hiroshima」とし、各国でSDGsを達成するための取り組み、課題などを発表するシンポジウムを最終日に開催しました。

キャンパスツアー

 初日の9月26日には7ヶ国8大学から22名の教員・学生が一堂に集い、サマースクールが開始されました。SDGsにはリージョナルな文化・価値観の尊重も含まれるため、我が国固有の芸能「能」の披露・体験が初日のメインを飾りました。引き続き行われたウェルカムパーティでは、教員による楽器演奏をバックに、参加者と生物圏科学研究科の学生・教職員とが交流を楽しみました。

日本文化の「能」を体験

 翌27日と28日には、それぞれの招へい大学の教員・学生が共同研究を実施している研究室に滞在し、研究に関するディスカッションや手法のトレーニングなどが行われました。

プログラムワークの様子1
プログラムワークの様子2

 29日は台風が近づく中、広島の歴史を学ぶツアーが実施されました。広島市の平和記念資料館、原爆ドーム、宮島訪問を通して、戦争と平和・発展の歴史を学び、SDGsの究極の目標である「持続的で平和な世界の構築」のグッドプラクティスを感じてもらえたと思います。

 台風直撃の日曜日を挟み、10月1日はテクノロジーの社会実装を学ぶ企業見学に出かけました。特に食品の安全・安心に関連する企業(株式会社サタケ、株式会社八天堂)をめぐることによって、参加者は今後巨大なマーケットを形成するであろう母国のフードシステムの構築に寄与する思いを強くしたのではないでしょうか。

 最終日の2日には午前9時から午後5時までの国際シンポジウムが開催されました。17のSDGsのそれぞれに自らの研究がどのように貢献するか、課題は何かなど、サマースクール参加者15名および関連する研究分野の生物圏科学研究科大学院生7名の発表を通して議論を深め、109名の教職員・学生が参加しました。

 シンポジウムの後は学内のカフェテリアでフェアウェルパーティーが開催されました。参加者へは研究科長から直接修了証が授与され、共に過ごした本学メンバーとともに濃厚な思い出に浸り、1週間のサマースクールが幕を閉じました。

フェアウェルパーティーにて
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