活動レポート

2018年度活動レポート(一般公募コース)第358号

日中で築く農林最先端技術の架け橋

名古屋大学からの報告

 2018年11月25日から12月1日にかけて、中華人民共和国・中国農業大学の大学院生7名および北京林業大学の大学院生1名・大学生7名が中国農業大学李 永玉先生と北京林業大学张文博先生の引率によって、名古屋大学大学院生命農学研究科を訪問し1週間の科学技術体験プログラムを行いました。

 最新の植物工場や木材加工機械メーカーの見学を通じて、日本の最先端農林業工学の実態を学び、また、農林産物の非破壊計測に関する基礎実験や解析を通じて、新規技術開発に関する知見を深めました。

<11月25日>

 中部セントレア空港に到着し、名古屋市内のホテルに移動しました。

<11月26日>

 名古屋大学に移動し、スケジュール説明および研究室見学を行いました。その後、川北一人生命農学研究科長、下村吉治同副研究科長および土川覚副研究科長を表敬訪問しました。

研究科長訪問

<11月27日>

 稲垣哲也生命農学研究科講師による導入講義を受け、分光法による生物素材の品質評価の研究例およびその解析方法について学びました。また、簡易分光器を作成しスペクトルを観察した後に、市販の分光器を用いて果物のスペクトル測定を行いました。

簡易分光器作成の様子

<11月28日>

 行列演算ソフトウェアMatlabを用いて、スペクトルデータの一括インポート、糖度予測の回帰線作成を行いました。これにより、近赤外スペクトルから果物の糖度を十分な精度で測定できることを確認しました。

<11月29日>

 亀岡市にある植物工場(SPREAD)を訪問し、工場見学を行いました。レタスの植物工場における栽培や流通に関して説明を受けた後、中華人民共和国における植物工場の現状についても活発に議論しました。また、植物工場で栽培したレタスの試食を行いました。さらに帰路では、植物工場における分光手法の導入可能性に関して議論しました。

植物工場見学の様子

<11月30日>

 愛知県丹羽郡にある木材加工機械メーカー・兼房を訪問し、工場見学を行いました。また、刃物の製造工程、中華人民共和国での製造とロジスティックなどについて特に活発に議論しました。

木材加工機械メーカー質疑応答の様子

 その後、今回の科学技術交流活動プログラムの感想や学んだことなどについて参加学生が発表し、最後に稲垣哲也講師が修了書を授与しました。

修了書を授与後皆で記念撮影

<12月1日>

 一行は中華人民共和国に向けて帰国しました。

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