活動レポート

2018年度活動レポート(一般公募コース)第283号

学生の主体的企画による日韓生命科学先端研究交流プログラム

首都大学東京からの報告

 首都大学東京理学研究科生命科学専攻では、さくらサイエンスプランに採択され、ソウル市立大学から大学院生4名、学部生5名、教員1名を11月18日から23日まで招待しました。企画やその実施は学生オーガナイザーが中心で行いました。複数申請の最終年度になり、採用前から数えてソウル市立大学学生の招へいは7年目で、さらに毎年ソウル市立大学へ学生が招待されるという交流を続けています。

スケジュール
11月18日(日)日本到着
11月19日(月)首都大学東京キャンパス内の案内
各研究室で研究活動
歓迎会
11月20日(火)各研究室で研究活動
11月21日(水)各研究室で研究活動
11月22日(木)各研究室で研究活動
首都大学東京—ソウル市立大学バイオカンファレンス発表会
送別会
11月23日(金)東京観光および帰国

<研究室での研究活動の例>

進化遺伝学研究室
  • 研究紹介:大学院生が自分の研究のプレゼンを行ないました。
  • ショウジョウバエのDNA配列決定と、系統樹の作成:複数種のショウジョウバエからDNAを抽出し、PCR反応後、シークエンスを行ないました。MEGAを用いた系統樹の作成を行ないました。
バイオカンファレンスでポスタープレゼンテーションをするソウル市立大学の大学院生、
それを真剣に聞く首都大学東京の大学院生
染色したホヤ胚を共焦点顕微鏡で観察しました。
ニワトリの卵を一部開けて、胚にDNAを顕微注入し、その後エレクトロぽレーションしました。
植物生態学研究室
  • 高尾山自然観察会:韓国と日本の動植物の違いについて考えてもらうため、高尾山山頂からふもとまでの道のりを、季節の植物や研究室の学生が対象としている動物に着目し、説明しました。
  • 本学の大学院の英語のプレゼンの授業への参加
  • 本研究室が開催しているセミナーへの参加
遺伝子組み換え稲の良い株を選んでいます。
首都大学東京の敷地内の緑地で昆虫の生態を見て回りました。

<学生オーガナイザーの感想>

  • 前年にUOSでお世話になった学生に再開することができ、いい国際交流を築くことができた。また、東京観光ではUOS学生への説明を積極的に行うことで、日本の文化を知ってもらうことができたと思う。
  • 昨年度のUOSの皆さんに良くして頂いたので、主体性を持って交流に臨めたと感じた。昨年度の経験を自分の中だけで留めてしまった事は反省したい。向こうでの体験を周りにも伝えていく事でこちらの受け入れのやり方が変わるのではないかと思った。来年度からは国際交流に力を入れた職場で働くので、今回の経験と反省を上手く活かしたい。
  • 本企画では、英語でコミュニケーションを取らねばならず、自らの英語力の無さを改めて実感した。しかし、相手の話がわかり、自分の意見を理解してもらった時の嬉しさも学ぶことが出来た。また、日本語についての質問などもあり、日本語や英語についても改めて考える機会となった。本企画を踏まえ、自らの英語や日本語に対する姿勢や考え方を改める機会となった。
  • 相手からの質問に答える場合は、実物を見せたり簡単な単語のみで表現したりすれば自分の英語力が多少弱くても伝わるということも実感した。このように私はこの企画から、語学ももちろん大事だが、それ以上に相手の興味を引くプレゼン能力やそれを可能にするような豊富な知識も必要だということを学ぶことができた。
  • UOS留学生の研究生活での話が刺激的で、見習うべき点が多々あった。英語の苦手意識が強いため国際交流に関しては今まで非積極的であったが、今回の経験から国際交流に対して前向きの姿勢に変わった。
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