活動レポート

2018年度活動レポート(一般公募コース)第254号

材料化学を中心としてグローバルに活躍する人材育成を目指した国際交流

岡山大学からの報告

 2018年12月15日から22日にかけて、シンガポール国立大学、マレーシア・プトラ大学、中国・浙江大学、浙江工業大学、厦門大学の若手教員、博士、修士学生の合計10名を招へいしました。

写真1 岡山大学・岡安副工学部長(前列中央)と一緒に

 本プログラムは、岡山大学・中村有里技術専門職員が中心となり、阿部匡伸工学部長、岡安光博副工学部長、大学院自然科学研究科の冨田栄二教授、坂倉彰教授、岡田晃教授、豊田啓孝教授、大学院環境生命科学研究科の難波徳郎教授、大学院ヘルスシステム統合科学研究科の早川聡教授、新医療研究開発センターの吉原久美子助教らがアドバイザーを担当しました。滞在期間中に、医用材料分野・環境材料分野・歯科材料分野での議論やセミナーなどを行ったほか、坂倉教授らの研究室では、生物活性を示す天然由来の有機化合物の合成に関する実験を行いました。これらの活動を通じて、我が国の優れた科学技術を体感してもらうことができました。また、学内の総務・企画部広報・情報戦略室を訪問するなど、学部・学科を超えて大学全体で連携したプログラムを実施しました。

写真2 岡山大学自然科学研究科・坂倉研究室での実験の様子

 さらに期間中、福岡歯科大学・都留寛治教授、九州工業大学・城﨑由紀准教授、福岡工業大学・田島大輔准教授らも訪問し、新規材料に関するセミナーや議論等を行いました。

写真3 都留教授(左端)と参加者の福岡歯科大学訪問時の様子

 岡山県内のカバヤ食品株式会社、岡山県工業技術センターも見学することで、地域に根ざしながら世界を目指した会社や研究現場についても学ぶことができました。

写真4 カバヤ食品株式会社で記念撮影をする中村技術専門職員(後列左)と参加者
写真5 岡山県工業技術センター訪問時、装置説明を受ける様子

 招へい者らは、シンガポール・マレーシア・中国の有名大学から、少数ずつ選出された優秀な修士・博士課程学生と若手教員です。それぞれが、各大学ひいては各国の代表という認識で参加することができ、互いに議論を深めることができました。

 本プログラムは3年継続の3年目です。異なった国や研究分野のバックグラウンドを持つ若手教員と学生を一度に招へいすることで、多様性(ダイバーシティ)を認めながら、物事を多角的・多面的に吟味し見定めていく力(クリティカル・シンキング)を体系的に学ぶことを目指しました。岡山大学を含めて、各大学がそれぞれの国や専門分野にプライドを持ち、議論が深まりコミュニケーションが進んでいく様子が年々はっきりと見え、SNSの力も借りてグループワークも進んでいます。今後も連携しながら、科学技術を通じてグローバルに活躍する理工系の人材育成に貢献していく予定です。

 このような貴重な機会をいただいたさくらサイエンスプランに心より御礼申し上げます。

 なお、本プログラムの活動に関して岡山大学トップページニュースでも
   https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id8199.html
報告させていただきました。

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