活動レポート

2018年度活動レポート(一般公募コース)第200号

最先端科学技術への関心を高める日・越科学技術交流プログラム

鹿児島工業高等専門学校からの報告

 鹿児島高専では「さくらサイエンスプラン」の支援を受け、ベトナムのダナン科学技術大学より教員1名、学生10名を招へいし、交流を実施しました。日本の最先端の科学技術への関心を高めることで、将来、日本の大学・研究機関・企業で学び・働く海外の優秀な人材の育成に貢献することを目的に、工場見学や本校での学生との交流、授業・演習への参加等を行いました。

■10月19日(金)

 福岡空港に到着し、北九州市にて「ココスマツアー」に参加しました。北九州の発展と公害の歴史や、近年の環境問題についてパネルや展示物から学び、環境問題への取り組みの重要性を改めて感じていたようです。

■10月20日(土)

 西日本最大級の規模である「いのちのたび博物館」を見学した後、2017年10月にオープンした福岡市科学館を見学しました。ここでは、現代世界に貢献している最先端技術について学びました。

■10月21日(日)

 久留米市にて開催された「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2018九州沖縄地区予選」を視察しました。高専生が製作した精度の高いロボットやユニークなアイデアに感心していました。

写真1 ロボコン観戦中の参加学生

■10月22日(月)

 情報工学科の授業に参加しました。英語を交えた授業に、真剣に耳を傾けていました。学生からは「日本語の説明で理解できない箇所もあったが、数式を見ると全て理解できた。」との感想がありました。

 機械工学科の学生が企画したラボツアーに参加しました。さらに日本人学生の英語での発表を聴き、意見交換を行う等、学生同士の活発な交流も見られました。

写真2 研究室ツアーの様子

■10月23日(火)

 株式会社ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングにて工場見学を行いました。半導体開発やソニー全体の事業内容について丁寧にご説明いただき、実際の製造ラインを見学しました。

写真3 ライン見学の様子

 また、都市環境デザイン工学科の実習に参加しました。身振り手振りを交えてアイデアを出し合い、互いに協力して課題に取り組む姿が見られました。

写真4 実習に取り組む様子

■10月25日(木)

 株式会社トヨタ車体研究所を見学し、設計、解析、品質評価、生産技術等、各部門を訪問し、事業内容についてご説明いただきました。

 また、電気電子工学科の実験室ツアーに参加しました。特に学生が製作した水素Carに興味を持ち、操作を体験しました。

写真5 実験室ツアーにて

■英語部交流 (10月22日(月)・10月25日(木))

 英語部所属の学生を中心に2回にわたる交流会が開催されました。初めは緊張した様子でしたが、インタビューやゲームを通じて大いに盛り上がり、打ち解けることができました。

■10月26日(金)

 JAXA内之浦宇宙空間観測所を見学しました。施設全体の説明を受けた後、観測ロケット打ち上げ場等を見学しました。

 本校での活動の最終日、修了式を行いました。さくらサイエンスプラン修了証授与の後、国際交流担当副校長が「勉学に励み、また様々な形で来日してください。」と参加学生を激励しました。

■10月27日(土)

 有志の日本人学生とともに鹿児島県のシンボルである桜島を見学しました。到着した湯之平展望台では、荒々しい山肌と、眼下に広がる風光明媚な景色を楽しみました。

 最終日までの日程を終え、一行は無事ベトナムへ帰国しました。短期間ではありましたが、施設見学や企業視察を通じて日本の最先端技術を学ぶ貴重な経験ができました。また、学生交流では互いの生活様式や文化、学生生活や研究分野など、様々な議論をすることで、今後に繋がる良い刺激になったことと思います。

 貴重な機会を与えてくださった、さくらサイエンスプラン並びに全関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

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