活動レポート

2018年度活動レポート(一般公募コース)第196号

人と動物の感染症に関わる国際防疫ネットワーク構築と人材育成

麻布大学からの報告

 2018年8月28日から9月6日の日程で、アジア19か国・地域(バングラデシュ、ブータン、カンボジア、中国、インド共和国、インドネシア、カザフスタン、韓国、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ネパール、パプアニューギニア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム、の24大学から若手教員24人が招へいされました。また、日本からも日本大学及び麻布大学から、若手教員が参加しました。これらの日本人は、初めて来日した招へい者が感じる文化の違い等の不安を取り除くための相談役も務めました。

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 招へい者らは、異国の仲間からなる5人一組の6グループに分けられて、実習形式で家畜感染症の予防法についてそれぞれの知識を分かち与え、検討しまいました。また、ほどんどの招へい者は、初めて異国の研究者と共に学び意見を交わし、グローバルな学びの環境に感銘を受けました。さらに、いずれの招へい者も、国の代表としての高い意識を持ち、緊張感を持ちながら積極的に楽しく実習や討議に参加しました。

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 来日前に、招へい者らはこれまでに行った自分の主な研究についてのポスターを作成しました。ポスターは、事前にファイルをメール送信してもらい麻布大学で印刷しました。プログラム期間を通して、大学内の展示ブースに招へい者全員の研究ポスターを展示しました。このポスター展示により、麻布大学の研究者やその他の来訪者がアジア各国の若手研究者による獣医学関連研究について知ることができました。また、ポスターの作成者による口頭説明および招へい者全員とその他の来訪者による質問のためのコアタイムを設け、それぞれの研究について討議しました。

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 また、来日前に、招へい者らは動物または人の感染症についてのレポートを作成しました。すなわち、招へい者らの母国などで特に最近話題となっている感染症を1つ取りあげ、その感染症について、現状、対策、今後の社会への影響等を論じるレポートを作成しました。来日後、招へい者がレポートに取り上げたそれぞれの感染症について、招へい者全員で、診断・治療・予防対策法等を、グローバルな視点で討議しました。

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 以上のような取り組みを通して、招へい者たちがそれぞれの異なる文化や教育レベルを超え、アジアの若手研究者と学術情報を交換しながら友情を培い、グローバルなネットワークを構築しました。

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