活動レポート

2018年度活動レポート(一般公募コース)第144号

日本とシンガポールの水環境を通して考える、地球の未来

早稲田大学本庄高等学院からの報告

 11月6日(火)~13日(火)の日程でSingapore National Junior Collegeを招へいしました。3カ年のプログラムで今回が最終年度になります。この間「世界の水問題」をメインテーマに実施してきました。水を中心としたプログラムを多く実施するとともに、この3年間継続して水に関わる共同研究を行い、このさくらサイエンスプログラムと有機的に結びつけているのが特徴です。

<11月6日(火)>

 羽田空港着。その後、埼玉県鳩山町にあるJAXAを見学。午後、学校到着後、オリエンテーション、学校紹介。さくらサイエンスのミッションを紹介し、グループに分かれ共同研究の開始。

<11月7日(水)>

 午前中、埼玉県立水族館でザリガニの生態に関するワークショップ、午後、小山川における河川環境調査。比較的多くの生物が採取できました。シンガポールでは河川に入る経験ができないので、皆興奮しています。午前中の水族館見学の知識を午後に実感することができたと思われます。茶道部による歓迎お茶会、その後歓迎夕食会。

写真1 小山川の河川環境調査の様子

<11月8日(木)>

 浄化水販売会社であるCreCraで水の浄化技術の見学。シンガポールは水の自給に国家計画として取り組んでおり、本校の生徒よりも興味が深かったと思われます。午後、授業参加、共同研究。

<11月9日(金)>

 午前中、埼玉県環境科学国際センターで水質に関するワークショップ。水質の異なる4つの河川水を用いて水質測定の実験を行いました。水質判定の結果と、講師による採取した河川の環境を元に、生活排水や農業排水の河川環境に与える影響を実感しました。午後、群馬県立自然史博物館見学。

写真2 埼玉県環境科学国際センターで水質分析実験の様子
写真3 群馬県立自然史博物館にて

<11月10日(土)>

 午前中、妙義山ハイキング。侵食地形の観察。午後、学校で共同研究のまとめ。班ごとに「世界の水問題の解決に、NJCと早稲田本庄の共同研究がどのように貢献できるか?」をテーマに発表しました。

<11月11日(日)>

 午前中、国立科学博物館見学。おりしも特別展「先の技術博」開催中で、NJCの諸君に日本の技術を知ってもらうべく、こちらを中心に見学を行いました。午後、バディと都内研修。

<11月12日(月)>

 早稲田大学西早稲田キャンパスツアーと早稲田大学ICC(異文化交流センター)の協力で海外からの留学生との交流。これをきっかけに早稲田大学へのNJCからの留学生が増えてくれると嬉しいです。

写真4 早稲田大学西早稲田キャンパスで海外からの留学生との交流の様子

<11月13日(火)>

 午前中、早稲田大学と東京女子医科大学との合同研究施設TWInsでのワークショップ。最初に早稲田大学英語学位プログラムの説明。TWInsの紹介と施設見学。武岡教授ナノシート技術の講義と大学院生による実演が行われました。午後、早稲田大学教室で、Certificate、閉会式を行いました。

写真5 TWInsでのナノシートを腕に貼って、その性質を体験している様子

 今回、TWIns研修は初めての試みで、参加者は医療に近いエリアでの先端科学技術の一端を見ることができました。NJCの諸君が、今回のさくらサイエンスプランを通して、「水問題の研究なら日本で」「医療周辺の科学技術研究なら日本で」と考え、日本を留学先の候補として考えることを期待します。

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