活動レポート

2018年度活動レポート(一般公募コース)第142号

タイの高校生と共に日本の先端科学技術を体験する国際交流プログラム

高槻高等学校からの報告

 高槻高校では、2018年9月25日から10月1日の日程でタイ王国のナワミン高校とシンブリー高校から生徒・教員総勢12名を招待しました。

<9/25>

 GSコース2年生が歓迎会を開催しました。学校長の挨拶に始まり、大隈和英衆議院議員が科学の発展について高校生にエールを送り、両校が学校紹介をするなど、盛りだくさんのメニューでこれから始まる1週間に期待が高まりました。校内施設見学の後、授業に参加しました。国語の授業は難しかったですが、日本語を勉強中の生徒は断片的に理解出来たようです。

 午後は、大阪国際がんセンターで松浦成昭総長の講義の受け、施設見学をさせていただきました。白衣に着替え病院内の施設で各ドクターから説明を受けました。内視鏡検査の画像や、CTスキャンの検査に立ち会い医療現場の体験ができました。また放射線療法の講義を受講しました。最後は手術着に着替え手術室に入り、内視鏡手術ロボット「ダビンチ」など日本の最先端技術、設備に触れました。

写真1 大阪国際がんセンター 授業
写真2 大阪国際がんセンター 手術室

<9/26>

 午前中2時間の物理の講義と実験、続いて2時間の生物の実験に参加しました。英語による授業は十分理解できました。午後から京都工芸繊維大学 小原仁実教授の研究室を訪問し、優れた研究施設の紹介や実験を体験しました。京都工芸繊維大学国際課の川向誠留学生係長から留学案内の説明を受けました。タイからの留学生達も集まり、日本における留学生活の現状など教えてもらいました。

<9/27>

 午前は数学と化学と生物実験。本校の推進するアクティブラーニングを牽引する3人の教員の授業は、タイの生徒に新鮮な印象を与えました。午後、大阪大学レーザーエネルギー研究所を見学しました。丁度実験のオペレーションが始まり、緊迫した館内放送の中、実際の実験に立ち会うという極めて貴重な体験ができました。大阪大学国際学生交流課で学生交流企画係の内山夕貴子氏による留学説明をうけ日本への留学が益々身近なものになりました。

写真3 生物実験@高槻高校

<9/28>

 午前中は高槻高校の課題研究でライントレースカーを製作しました。自分の書いたプログラミングに従って、ロボットカーが動く体験に興奮しました。午後、村田製作所を訪問しました。シニアアドバイザーの下方幹生氏による講義は会社の研究業績や研究内容の説明に始まり、企業人の生活にまで話がおよびました。日本のビジネスマンの昼食時間の短さにタイの生徒達もびっくりしていました。タイ人のスタッフも参加し、日本とタイの企業の強い結びつきを学びました。

写真4 課題研究@高槻高校

<9/29>

 高槻中学校高等学校、工藤剛校長からプログラム修了証が授与されました。生物実験の標本がプレゼントされるサプライズもありました。台風24号の影響で、京都視察は早々に切り上げ、高槻市内で本校に留学中のタイ人生徒も合流し、楽しい時間を過ごすことができました。

<9/30>

 関西国際空港閉鎖で帰国延期となり、急遽ホテルを移動し、終日、暴風雨に警戒して過ごしました。そんな状況でもタイの生徒達が明るく過ごしてくれたことが何よりでした。

<10/1>

 幸運にも全員の航空機が確保でき、朝一番で全員元気に帰路につき、午後には無事バンコク国際空港に到着し今回のプログラムは全て終了しました。突然延泊を余儀なくされましたが、旅行社の迅速な対応で事なきを得ました。JSTにおかれましては経費面でご配慮いただき甚大なるご支援を頂きました。この場をお借りして御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

写真5 修了証授与
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