活動レポート

2018年度活動レポート(一般公募コース)第130号

National College(Kathmandu University)とのネパールの持続的発展のための科学技術研修プログラム

早稲田大学創造理工学部 経営システム工学科
後藤正幸さんからの報告

 本プログラムは、早稲田大学、聖心女子大学、国立総合研究大学院大学、上智大学の教職員と学生が協力し、National College、 Kathmandu University からの10名の学生(引率教員1名)を受け入れ、ネパール側学生と日本側学生が協働して、日本の最先端の科学技術とその有効利用法について学び、両国の文化や社会的な差異を考慮した持続可能な発展社会の在り方を議論する研修として実施しました。

<8月2日(木)>

 初日はオリエンテーションのあと、早稲田大学と聖心女子大学の両大学を訪問し、キャンパスツアーや研究室訪問・施設見学を実施しました。

写真1 早稲田理工キャンパスにて

<8月3日(金)>

 清水建設株式会社におけるテクニカルツアーに参加し、講義と見学、防災・省エネ技術等に関する技術体験をしました。また、東京都庁を訪問し、東京都職員による「インバウンドに向けた施策、技術政策」に関する講義と質疑を行いました。また、夕刻は森ビルデジタルアートミュージアム(自費入場)にて、バーチャルリアリティ体験もしました。

<8月4日(土)>

 上智大学にて、講義とキャンパスツアーを行い、その後、新江ノ島水族館に移動して水生生物の展示管理技術等の見学を行いました。また、長谷寺・高徳院などの鎌倉文化遺産の見学を行い、夕刻からは、国立総合研究大学院大学にて、日本とネパールの科学技術に関するミニワークショップ実施しました。

<8月5日(日)>

 国立総合研究大学院大学にて、共同シンポジウムを実施し、有益な議論を行いました。日本とネパール双方の文化や技術の違いを踏まえた科学技術発展の方向性について、熱い議論が行われました。

写真2 総研大共同シンポジウム NC学生全員からのスピーチ

<8月6日(月)>

 三浦漁協を訪問し、漁協の機能、漁業技術、海産資源保護についての講義を受け、競りやマグロ冷凍保存技術の見学と冷凍庫体験をしました。午後は鶴見ごみ焼却工場を訪問し、ごみ収集、焼却、埋め立て等の先端技術に関する講義を受け、工場の見学をしました。

 その後、上智大学にて、グループ討論を行いました。

写真3 みうら漁協にて講義を受ける

<8月7日(火)>

 午前中は、サントリー武蔵野工場にて、ビール製造の生産管理技術の見学、午後は、国立極地研究所にて講義と見学、グループ討論を実施しました。

写真4 国立極地研の先生方と

<8月8日(水)>

 この日は文化交流日で、日本とネパールの学生が交流を持ちました(ただし、あいにく、非常に強い台風が直撃した影響があり、早めの帰宅となりました)。

<8月9日(木)>

 午前のプログラムが台風の影響により急遽中止となりましたが、午後はネパールでのLPGガス供給を行なう株式会社サイサン・ガスワンパーク上尾事業所を訪問し、アジア展開やLPGガスの技術に関する講義を受けると共に、ガスの充填工程の見学を行いました。その後、早稲田大学にて、LPGガスのエネルギー技術とアジア展開についてのグループ討論と発表を行い、教員からフィードバックをしました。

写真5 (株)サイサン訪問

<8月10日(金)>

 午前は、池袋防災館にて、日本の防災技術に関する体験学習を実施しました。その後、早稲田大学に移動し、日本における科学技術体験のプログラム全体について、日本側学生と共にグループ討論と発表を実施しました。

<8月11日(土)>

 ホテルをチェックアウトした後、日本側学生と明治神宮などの見学後、成田空港に向かい、午後の便で帰国の途に着きました。

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