活動レポート

2018年度活動レポート(一般公募コース)第103号

シンガポール・Temasek Polytechnic学生との科学技術交流プログラム

松江工業高等専門学校からの報告

 2018/9/10(月)~9/14(金)の日程で、SingaporeのTemasek Polytechnicから学生10名+教員1名を招へいし、さくらサイエンスプラン「科学技術体験コース」プログラムを実施しました。プログラム概要は、①日本のコンピュータ先端技術・事例を学び、技術がどのように地域社会の発展に貢献しているかを紹介すること。②高専生との研究会を通じて研究面と学習面での向上を図ること。③ネットワーク環境に関する調査(WiFi状況調査)を高専生と共同で実施し、相互理解を図ることです。

<サントリー天然水 奥大山ブナの森工場の見学>

 9/10(月)、奥大山にあるサントリーの工場を見学し、水が森からどのようにできるのかを学びました。シンガポールには森や冬がありません。そのため工場に着くまでの森に囲まれた景色や、『雪室(ゆきむろ)』と呼ばれる雪を保存しておく倉庫を、シンガポールの学生は写真に収めていました。

写真1 サントリーの水生産過程を見学する様子

<島根県内のIT企業訪問>

 9/11(火)、島根県内で新技術の開発やIOTなどに携わっている企業を訪問しました。センサを利用した離れたところから手をかざして操作ができるゲームや、写真を撮る製品の体験等をさせてもらいました。体験できることは、英語での説明だけではなく、見よう見まねでできたため、シンガポールの学生も教員も一緒に楽しみながらやっていました。

写真2 島根県内のIT企業を訪れた様子

<松江高専での研究会>

 9/12(水)、松江高専で研究会を実施し、TAの日本人学生は浴衣を着て、松江の食・観光地と自分の研究について、シンガポールの学生はシンガポールの文化や学校で習っていることについて発表を行いました。お互いの国のことを改めて知ることができたとても有意義な時間でした。

写真3 研究会の様子

<石見銀山の見学>

 9/13(木)、石見銀山に行き、銀山の洞窟や、洞窟がどのようにして作られたのかといった技術や歴史について見学しました。TAの日本人学生が石見銀山の受付の方に、”Where are you from?” と英語で話しかけられ、そのことを聞いていたシンガポールの学生と笑い合う1コマもありました。

写真4 石見銀山を見学する様子

<松江市内観光エリアのWiFi状況調査>

 9/14(金)、松江市の観光地でWiFi状況を調査しました。途中で雨が降り、準備していた計画通りにいかないこともありましたが、TAの日本人学生たちのサポートもあり、終日和やかな雰囲気で調査することができました。松江城・堀川遊覧船・カラコロ工房・宍道湖温泉駅の足湯など観光地の調査を進めていくにつれて、学生同士が楽しそうにコミュニケーションをしていました。昼食では、お好み焼きを初体験し、食べ方のレクチャーをしました。

写真5 松江城にて

<プログラムを終えて>

 シンガポール人の温かさを身に染みて感じた1週間でした。企業訪問や調査等を一緒に行うことで、学生同士がお互いの文化や経験を伝え合い、英語でコミュニケーションをとることに繋がっていくとともに、日本人学生は語学だけでなく日本文化についての知識を持つ必要があると気付いたようでした。

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