活動レポート

2018年度活動レポート(一般公募コース)第096号

ベトナム・ベトドク高校、ハノイ-アムステルダム高校生との科学技術交流プログラム

長崎西高等学校からの報告

 さくらサイエンスプランにより、ベトナムのベトドク高校生5名・引率者1名、およびハノイ-アムステルダム高校生5名・引率者1名を招へいし、2018年8月24日から9月2日の日程で科学技術交流プログラムを実施しました。

<科学技術交流活動の内容>

  • 本校での授業参観(化学・数学・英語)
  • 長崎SSH指定校生徒との合同サイエンスキャンプ
写真1 授業参観の様子
科学実技競技1【クリップモーター競技】(電気工学)

 クリップモーターを作製し、ハイスピードカメラで1回転あたりの時間を測定し、回転スピードを競う。

科学実技競技2【ペーパードロップ競技】(材料工学)

 A3コピー用紙で作った構造物を5メートルの高さから落とし、 着地したときの構造物の床からの高さを競う。 各班3種類の構造物をそれぞれ1回ずつ、合計3回落とし、構造物の高さの合計を競う。

科学実技競技3【パスタブリッジ競技】(構造力学)

 茹でていないパスタ100gをホットボンドで接着し、橋の模型を作る。橋に荷重をかけ、橋が壊れるまで荷重を増やしていき、橋がどこまで耐えるかを競う。

⇒ 本校の科学系部活動生徒とベトドク及びハノイ-アムステルダム高校生徒との混成チームを5チームつくり、最終日のチーム対抗競技会に向けて、上記3種の製作活動に取り組みました。限られた時間の中で、各チームお互いに英語で相談しながら、設計・試作をくり返し工夫を凝らした競技用作品を製作していました。最終日競技会は長崎西高校文化祭中に実施し、各チーム熱戦を繰り広げ、長崎西高生とベトナム生徒との絆の深まりも強く感じることができました。

写真2 クリップモーター製作初日から初対面とは思えないほど、
活発に英語でアイデアを出し合いながら作製に取り組んでいました。
長崎大学工学部における講義・実習研修

●電気電子工学コース
 テーマ1:「Advanced Research for Wireless Communication Technology」
 テーマ2:「Development of Permanent Film Magnets Applied for Miniaturized Devices」
 テーマ3:「Development of a Novel Variable Field Flux Motor for EV and HEV」

●国際水環境コース
 テーマ4:「汚染水の水処理について」

⇒ 特に、東南アジア各国からの留学生が多く在籍する「国際水環境コース」では、ベトナムの生徒達も自国の水質問題などの現状と結びつけながら、水質浄化システムについて活発に質問をしていました。

 

写真3 長崎大学工学部での研修浄化装置の説明に対して、
そのメカニズムや精巧さについて、強く興味・関心を抱いていました。
三菱重工長崎造船所における研修

 タービン工場研修 史料館研修 香焼工場研修

⇒ 三菱重工での企業研修では、豪華客船のほか宇宙機器の製造など、実用化された日本の先端技術とその発展に貢献した偉人達のあゆみについて理解を深めることができました。

長崎大学熱帯医学研究所での講義・研修

 テーマ1 講義「熱帯医学研究所の活動について」
 テーマ2 講義「熱帯医学研究所ミュージアムについて」

⇒ 長崎大学熱帯医学研究所はベトナムにも拠点があり、ダニ媒介感染症などの熱帯圏の病気と直面することも多いベトナムの生徒にとって、意義のある研修となりました。長崎大学熱帯医学研究所が世界の熱帯医療に大きく貢献していることを知ることができました。

写真4 長崎大学熱帯医学研究所での研修
熱心に講義に聴き入っています
長崎大学原研遺伝での研修

 テーマ「耳垢の型に関するDNA分析実験」

⇒ 各自の爪からDNAを抽出、増幅し、DNA解析を行うことにより、耳垢の型について知ることができました。研究機関の専門的な実験器具を用いて、本格的なDNA解析の実験を体験することができました。

写真5 長崎大学原研遺伝での研修
初めてのマイクロピペット操作に戸惑いながらも意欲的に実験に取り組む様子

 

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