活動レポート

2018年度活動レポート(一般公募コース)第015号

高速ロボットビジョンとその応用に関する日・印共同研究

広島大学からの報告

 2018年6月20日から3週間、インドから大学院生8名を招へいし、共同研究プログラムを実施しました。

【説明会(広島大学 6月21日)】

 6月20日、参加者8名が無事に宿泊ホテルへ到着しました。

 21日は実施内容の説明や受け入れ研究室の研究室紹介、研修に使用する装置のセットアップなどを行いました。

【研修生による研究紹介(広島大学 6月22日)】

 研修生が取り組むテーマを決定するために、研修生が研究紹介をしました。研究テーマの割り当てのみならず、受け入れ機関に所属する学生とのディスカッションを通して、自身の研究テーマに対するより良い理解につながっているように感じました。

写真1 研究室紹介

【高速ビジョンを用いた目的対象の検出・追跡プログラムの実装実習(広島大学 6月25日~7月4日)】

 ディープラーニングや受け入れ機関が研究を進めている振動検出のプログラムを実装することにより、人物やドローンを検出しました。さらに、本学の先端的な高速ロボットビジョン、ロボットシステム等の既設設備を利用することにより、検出した対象物体の追跡プログラムを実装できました。
この実習により、振動検出の原理とディープラーニングに関するより深い知識、高速ビジョンに関する画像処理プログラミング、高速ビジョンアルゴリズム設計など実践的な知識を得ることができました。

写真2 実習

【JFEスチール工場見学(JFEスチール 6月26日)】

 JFEスチールに関するDVDを視聴したあと、鉄の原料となる鉄鉱石や石炭などを実際に手元で見ながら、製鉄方法について学ぶことができました。最初に製鉄方法について説明を受けた後、次に実際に工場見学を行いました。JFEスチールは日本一大きい製鉄工場のため、バスに乗車して工場内を移動し、説明を受けた工場を実際に見学しました。研修生は、日本最先端の技術を駆使するJFEスチールに非常に関心を持っており、最後の質問会では熱心に質問をしていました。

写真3 JFEスチール鋼の原料を手元で確認

【受入れ機関の教員による講演(広島大学 6月29日)】

 受け入れ機関の教員である石井教授と高木准教授による講演及びディスカッションが行われました。研修生は講演された研究内容を興味深く聞き、将来のコラボレーションを見据えた議論を行っていました。また、最先端の研究内容に触れることにより、刺激を受けているようでした。

写真4 教員による講演

【広島市内視察(平和記念公園 原爆ドーム 7月1日)】

 受け入れ研究室の職員とともに広島市内の平和記念公園、原爆ドーム、広島平和記念資料館そしてこども文化科学館の視察を行いました。世界遺産に登録されている原爆ドームや原爆死没者慰霊碑、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館や原爆投下当時の広島の様子を展示した広島平和記念資料館を訪れた際には原子爆弾による被害やその後の日本の復興、後世の平和について各々感じたことがあったと思います。

【ヒロテック マツダミュージアム訪問(ヒロテック マツダミュージアム 7月5日)】

 午前中はヒロテックの工場見学を行いました。ヒロテックでは、最初に会社の概要についてプレゼンで紹介を行っていただき、次に工場内の見学を行いました。巨大なプレス機械を用いて車のドアを作製したり、小さな傷などを見逃さない技術を拝見したりすることができました。

 午後はマツダミュージアムを訪問しました。マツダミュージアムではマツダの歴史について学んだ後に、車の組み立て工場を見学しました。研修生は日本の技術に非常に興味をひかれている様子で、熱心に質問をしていました。

写真5 マツダミュージアムにて

【最終報告会(広島大学 7月9日)】

 本研修の最後の総括として、研修生による報告会を行いました。受け入れ機関の関係学生と将来展望についてディスカッションを行いました。最後に、プログラムの修了証を授与しました。

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