2017年度 活動レポート 第322号:東京医科歯科大学

2017年度活動レポート(一般公募コース)第322号

東南アジア3ヵ国の学生を対象とした歯科研修プログラムと学生交流プログラム

東京医科歯科大学からの報告

さくらサイエンスプログラムにより、東京医科歯科大学歯学部では、平成29年11月13日(月)から21日(火)までの9日間、チュラロンコン大学、シーナカリンウィロート大学(ともにタイ王国)、ベトナム医科薬科大学(ベトナム社会主義共和国)、インドネシア大学(インドネシア共和国)から11名の学生を受け入れ、歯科研修プログラムと学生交流プログラムを提供しました。

本プログラムは、海外の優秀な歯科学生を受入れ、リサーチデイ(口演・ポスターによる研究発表)や、研究実習等を通して最先端の医療・歯科医療を学び、本学を中心とした東南アジアにおける歯科医療ネットワークを構築すること、また本学の学生を含む多国間の学術的・文化的交流を通して、歯科医療を学ぶ学生のネットワークが構築されることを目的として実施しました。

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日本の歯科器材を使って実習

プログラム開催初日に開会式や、本学での研修スケジュールについてオリエンテーションを行いました。

翌日は、本学学生と他己紹介等のアイスブレーキングで打ち解けた後、少人数のグループに分かれ、理想の歯科医師像についてのワークショップを行い、その成果を発表し合いました。

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理想の歯科医師像について討論
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KJ法発表後

3日目は、学術・研究都市である茨城県のつくば市を訪れました。日本の伝統的な食事を体験し、歯科器材を製造する会社を見学しました。

4日目からは、再び少人数のグループに分かれて、本学の各専門分野での研究実習・臨床見学などを行いました。

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日本の歯科器材についての講義
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顎口腔外科学分野研究室にて
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細菌感染制御学分野研究室にて

また、日本を含む4ヵ国5大学の歯科学生が自国で行った研究の口演発表・ポスター発表を英語で行うリサーチデイを開催し、参加者が同年代の歯科学生の研究に触れ、他国の学生の研究から新たな発見や学びを得る機会を提供しました。

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ポスター発表
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ポスター発表終了後

これらに加えて、以前にこれらの3ヵ国に派遣された経験がある学生が企画したウェルカムランチや、参加学生が自国の伝統的な歌や踊りを披露した、カルチュアルショーなどの交流も行われました。

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カルチュアルショー終了後

また、最終日には、本プログラムに参加した学生および本学の学部学生・教員が一堂に会し、クロージングセレモニーを実施しました。

本プログラムは、同時期に多文化の背景を持つ学生同士を受け入れ研修や交流を行うことで、これから歯科医療を学ぶもの同士の間に、活発な学術的、文化的、人的交流が生まれ、参加した学生も迎え入れた日本人学生にとっても貴重な経験となったと思われます。