さくらサイエンスプランHOME > 活動報告 > 平成29年度 > 一般公募コース > 第127号

[本文]

活動報告(一般公募コース) 第127号

上海海洋大学との学術交流~国際的な視点を養うことを目指して

東京海洋大学からの報告

 平成29年8月18日から8月22日にかけて、上海海洋大学海洋科学院から教員2名、学生12名を東京海洋大学海洋科学部に迎え、海洋科学分野における国際交流プログラムを実施しました。

 東京海洋大学と上海海洋大学にはそれぞれ水産資源研究を行っている研究室がいくつかあり、これまでも教員および研究室学生間で交流を図ってきました。水産資源は、かつお・まぐろ類が代表的な国際漁業資源として挙げられていますが、 近年ではサンマがNPFC(北太平洋漁業委員会)の管理対象種になるなど、 国際的な取り組みと議論が必要とされる分野です。

 今回、上海海洋大学の教員と学生を受け入れ、海洋科学分野における数量的解析研究室のジョイントセミナーを実施し、将来を担う若手研究者に特別授業を教授するとともに持続的に発展する国際社会の構築に貢献することを目的としました。

<8月18日>

 上海からの飛行機が大幅に遅れたため、一行の東京到着が深夜になりましたが、東京海洋大学側の中国人留学生2名が羽田空港まで迎えに行き、無事ホテルに到着することができました。

写真9
上海海洋大学の学生一行が羽田空港に到着

<8月19日>

 この日の午前は「資源管理方策評価法:基礎概念から応用」と題して、水産資源解析と管理に関わる概念と手法について講義をしました。その後、ジョイントセミナー形式に移行し、東京海洋大学資源解析学研究室から15名、上海海洋大学から12名の学生がそれぞれ英語で発表を行いました。夕方には学内でアイスブレーカーを催し、ビールなどを片手に学生諸君が話すうちに、当初硬かった雰囲気が一気に和やかになりました。

写真1
写真2

ジョイントセミナーの光景(初日)

写真3
初日のアイスブレーカー

<8月20日>

 前日に続き終日、ジョイントセミナーを実施し、前日同様に資源解析や管理に関する方法論から事例にわたるまで幅広いトピックに関して発表があり、質疑も活発に行われました。最後に、まとめの挨拶、今後の協力体制の相談、そして記念撮影を行いました。この夜はしゃぶしゃぶ屋で懇親会を開催し、更に交流を深めることができたと思います。

写真4
ジョイントセミナーの光景(2日目)

<8月20日>

 この日は主に学外研修とし、日本科学未来館を訪問した後、東京の町並みを見学し、日本の文化について学びました。

写真6
写真7

日本未来科学館訪問

写真8
集合写真

 今回、講義やセミナーを通して一層の学術的交流を図るとともに、両国の文化的な理解が進むよう心掛けました。今後も交流が続くよう引率教官と議論を深める機会も持ち、参加者がより国際的な視点を持つ機会となるプログラムの実施を目指しました。

 ビザ申請などで多大な負担があったのも事実ですが、東京海洋大学資源解析学研究室の学生さんや大学事務局の大きなバックアップもあり、無事終えることができました。なお、末筆となりましたが、今回支援を賜りましたさくらサイエンスプログラムおよび関係者の方々には心より御礼申し上げます。

写真5
さくらサイエンス修了書授与

平成29年度 活動報告