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活動報告(一般公募コース) 第409号

千葉県習志野市内3大学連携によるSTEM教育プログラム②
<科学技術の理解と地域交流>

文教科学開発機構からの報告

①からつづく

<都内環境見学>

 地震が多い日本でも耐えられる超高層建築物である、東京スカイツリーを見学しました。その後、浅草にて歴史的建造物を見学し、日本の伝統文化に触れた後、水上クルーズに乗船。海から東京を支えるインフラ観察や東京湾の生態系などを観察しました。

 下船後はお台場海浜公園の砂浜を散策。中国内陸部に住む高校生たちの中には、初めて海を目にする学生も多く、水面に反射される東京の夜景に心を奪われていました。

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お台場海浜公園の砂浜を歩く高校生

<習志野市市長表敬訪問>

 習志野市役所では、宮本泰介市長と諏訪晴信副市長にお出迎え頂き、表敬訪問がおこなわれました。水道水をそのまま飲める国は世界でも少なく、その中でも習志野市の水道水はモンドセレクション金賞に選ばれたことなど、市の高いインフラ環境についてお話いただきました。また、市長と高校生たちは出身国など身近な話題を中心に談話が行われました。

写真1
習志野市役所での市長表敬訪問(前列中央 宮本泰介市長)

<日本大学生産工学部津田沼キャンパス訪問>

 日本大学生産工学部では、生産工学部専任講師である加納陽輔先生が研究施設を案内してくださいました。大学内の工作センターの見学や地震や津波、液状化現象などの研究をするための自然災害研究施設や大規模な無響室と反響室の見学、研究中の新素材の紹介などをしていただきました。

 液状化現象対策に関する研究の紹介 自然災害研究施設の見学
 高校生たちは、キャンパス内を見学したことで、規模の大きい実験施設や大学の研究支援環境、自然災害系の研究が活発的に取り組まれている事を学びました。

写真2
液状化現象対策に関する研究の紹介
写真3
自然災害研究施設の見学

<東京都内見学>

 午前中は科学技術館を訪問し、調べ学習をおこないました。高校生たちは、これまで研究機関等の見学を通じて各々が疑問や関心をもった分野や内容について理解を深めました。

 午後は日本銀行本店を訪問し、日本の通貨に関する歴史とその機能についてや、歴史的建造物の構造について学習しました。その後、電子部品やIT関連の商品が並ぶ秋葉原を散策し、様々な電子部品などを扱う商店を見学しました。

<交流学習>

 東邦大学付属東邦高校では、校長の松本先生から高校の説明、歓迎のあいさつをいただき、キャンパス見学や高校生同士の交流昼食会が行われれました。東邦高校からは中国語を学ぶ生徒が出席し、学んだ言葉で挨拶を行いました。

 中国側の生徒が自分で書いた日本のアニメーションキャラクターのイラストを披露し、イラストが好きな東邦高校の生徒に贈呈されました。また、高校生が書いた富士山に桜の絵画も東邦高校に寄贈されました。

 その後、習志野市市民プラザ大久保に移動し、「東日本大震災から考える、この先の防災について」研究展を見学しました。留学する上で心配されていた地震や津波などの自然災害についても、東日本大震災によって受けた影響やその時の出来事、当時活躍した科学技術について紹介されており、より具体的な科学技術の応用手法を知ると同時に、日本社会の助け合いによる災害との向き合いについても学んでもらいました。

 さくらサイエンスプランを通じて日本を訪問した経験が、更なる科学への関心を高め、招へいした高校生たちが、将来を担う1人の人間として、科学技術の発展と技術水準向上に貢献できるような人材に成長していくことを期待しております。

 この交流計画は多数の関係機関や団体等の協力によって実現したプログラムであり、このような機会を与えてくださった、さくらサイエンスプランと、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

平成28年度 活動報告