2016年度 活動レポート 第32号:神戸大学大学院工学研究科

2016年度活動レポート(一般公募コース)第32号

短期サマースクールを開催しました

神戸大学大学院工学研究科からの報告

神戸大学自然科学系6部局の主催で、JST「さくらサイエンスプログラム」の支援を受け、海外協定校から自然科学系学生を招聘し、短期サマースクール"One week experience in Kobe University 2016"を7月11日から15日まで開催しました。

到着翌日からサマースクールを実施しました。11日はまず、オープニングセレモニーの後、理化学研究所で京コンピューター、統合研究拠点でπ-CAVEを見学し、夕方にウェルカムパーティーを実施しました。

オープニングセレモニーのあと、集合写真

12日は本学深江キャンパスにて「港湾からみたロジスティクス入門」「海上における船舶の安全性評価」の講義を受けた後、練習船「深江丸」乗船体験、操船シミュレータ見学を行いました。

練習船「深江丸」の前で

13日はSpring-8を訪問し、「Spring-8およびSACLAによるタンパク質ダイナミクスの時間分解測定」「Spring-8で何が行われているか?物質科学および生命科学における先端研究紹介」の講義を受け、当該施設およびSACLAを見学しました。

14日は食資源教育研究センターを訪問し、「日本における高品質牛肉生産」「日本の農作物生産」の講義を受けた後、研究用に栽培されているイネや野生ナシを見学しました。また、ブルーベリーの収穫、ウシの鼻紋採取などの農作業体験やバレイショの食べ比べなど、短い時間でしたが多くの体験をしました。

食資源教育研究センターにて

15日は工学研究科キャンパスにて「有機およびフレキシブル・エレクトロニクス入門」の講義を受け、研究室見学の後、夕方にフェアウェルパーティーを開催しました。

研究室の見学

参加学生は1週間のプログラムの後、無事帰国しました。講義、案内等はすべて英語で実施し、有意義な時間を過ごしました。また同時に、プログラム実施のアシスタントとして参加した本学の留学生・学生は、国際交流を深める良い機会を得ることができました。