活動レポート

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第44号

「物質と反物質とは?」ノーベル賞受賞の小林誠先生による特別授業

国立研究開発法人科学技術振興機構

2008年にノーベル物理学賞を受賞した小林誠先生が、中国・ベトナムから来日中の高校生たちのために、本日(8月20日)、特別授業を行いました。

「物質と反物質」というテーマで講演される小林誠先生

小林先生にはご自身の専門分野である素粒子理論に基づき、高校生たちに、中性子・陽子・電子の関係など、「物質と反物質」というテーマでお話しいただきました。高校生には難解な内容かと思われましたが、質疑応答の時間にはテーマに則った質問が次々とあげられ、さすが優秀な高校生たちは、小林先生の話を十分に理解している様子でした。

小林先生の授業を受ける生徒たち。難解な内容にもかかわらず、熱心に耳を傾けています。

小林先生の講演を理解し、質問する高校生。
質問する高校生②

ランチの時間にも、小林先生は気さくに高校生たちと交流され、それぞれの出身地をお尋ねになるなど、会話を楽しんでいる様子でした。

講演後のランチタイムに、生徒たちと会話を楽しむ小林先生

ランチタイムには既にチーム分けされて、交流が始まりました。
生徒の質問ににこやかに答える小林先生

午後には中国・ベトナム・日本混合チームで「エッグドロップ」と呼ばれるコンテストを行いました。A3サイズのケント紙1枚とテープを使って卵をくるみ、高い所から落とし、卵が壊れないように紙をうまく使ったチームが高得点を得る、というコンテストです。

3カ国それぞれの代表の生徒が、小林先生に感謝の言葉を述べました。
エッグドロップのデザインを考え中。

お互いのアイディアを出し合います。
身を乗り出してデザインを考える高校生たち。

得点は卵が壊れたかどうかだけでなく、デザインや独自性も加味されます。各チームが趣向をこらしたデザインを考えだし、高校生たちの優秀さ、ユニークさが垣間見えました。

実際にそれぞれの卵を落とすときには、同じチームの生徒のみでなく他のチームやスタッフなども、固唾を呑んで見守り、大きな音と共に壊れてしまった時にはがっかりした声をあげ、見事、成功した場合には、共に喜びを分かち合っていました。

卵はこのように落としました。
優勝したグループ5の生徒たち。

優勝チームには賞状と記念品が佐藤校長から授与されました。

1つのテーマでチーム全員がアイディアを出し合い、チャレンジしたことで、3カ国の高校生たちは更に交流を深めることが出来たようでした。

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