2014年度 活動レポート 第29号:金沢大学大学院自然科学研究科(2)

2014年度活動レポート(一般公募コース)第29号

金沢大学環境・エコ技術と政策に関する国際学生交流プログラム その2

金沢大学大学院自然科学研究科

金沢大学に招聘された中国、タイ、カンボジアの学生は引き続き学生交流プログラムに参加しています。
5日目は金沢市内にある環境関連の施設をバスで巡りました。暑い日でしたが、疲れを見せることなく、辰巳ダム、犀川左岸浄化センター、金沢市西部環境エネルギーセンターを見学しました。

各施設の担当職員の方の説明を通訳を通して聞き、質問なども活発に行われました。日本の施設と自国の施設の違いについて考えている様子でした。同行した金沢大学の学生とも大分打ち解けてきた様子です。

施設見学の様子(左・辰巳ダム、右・金沢市西部環境エネルギーセンター)
 

6日目は午前中3人の講師の講義を聞き、環境問題やこれまでに見学した施設について統合的に考えました。午後はさらに金沢大学環境保全センター、および戸室新保埋立場を見学し、講義で学んだことを実際に見聞しました。

このプログラムの特徴の1つは多くの施設を見学することですが、これらの見学は学生達にとって印象的だったようです。

7日目は金沢大学の大学院生を加えた総勢約30人でグループワークを行いました。6グループに分かれ、国籍の違う学生たちと議論を行い、最後に1つの発表にまとめました。専門用語の英語にやや苦戦する姿もありましたが、お互いの国の違いを理解しつつ討議する姿が印象的でした。最後の発表会では教員を前に堂々と発表と質疑応答をこなしました。

その後、修了式で修了証を受け取りました。引き続いてのフェアウェルパーティーでは非常に盛り上がり、プログラムを通じて学生同士が仲良くなり、また多くを学び、充実した時間が過ごせたことを実感できました。日本での最後の夜を楽しく過ごした後、8日目に皆帰国の途に着きました。

留学生の皆さんも、共に過ごした金沢大学の学生の皆さんも今回の経験で得たものを今後に活かしてほしいと願います。このような貴重な機会をいただいたことに対し、JSTならびに関係者の皆様に深く感謝いたします。

左・グループワーク 右・修了式
 

参加者の感想

本次交流很成功,??来自日本泰国等地留学生,我?共同游玩交流文化,非常深刻
(Ms. L, from China)

Thank you for this exchange program. I was so happy. I hope to have this program continuously.
(Ms. S, from Thailand)

Firstly, I feel warm and comfortable with staying in Japan. Secondly, this program let students and teachers share knowledge and experience to each other, after complete this program, I got a nice knowledge about environment like air pollution, waste water, solid waste.
(Ms. S, from Cambodia)