さくらサイエンス・ハイスクールプログラム(SSHP)第1グループ
修了式&歓送会
5月29日(金)午後、さくらサイエンス・ハイスクールプログラム(SSHP)第1グループとして来日中の高校生85名(インド56名、ガーナ6名、ナイジェリア6名、南アフリカ6名)は、一週間の締めくくりとして修了式に臨みました。会場となったのは科学技術振興機構(JST)東京本部別館(東京都千代田区)です。
修了式では、まず各国代表の高校生が一人ずつ登壇し、堂々とスピーチ。
高校生たちは、さくらサイエンスプログラムを通じて訪問した筑波大学、JAXA、かずさDNA研究所、理化学研究所などで体験した最先端の科学技術や、芝浦工業大学柏高校で日本の高校生とともに行った日本文化体験、さらに梶田先生による特別講義など、それぞれが印象に残ったプログラムに触れながら、活き活きと報告しました。
■ガーナ代表の高校生
ノーベル物理学賞受賞者である梶田隆章先生の特別講義が印象に残っています。梶田先生はニュートリノや重力波の世界へと導いてくださり、「研究では正しい答えにたどり着くまでに何十年もかかることがあること、失敗はむしろ研究そのものなのだということ」を教えてくださいました。これから私たちが直面する課題は、一国だけで解決できるほど小さくはなく、科学に国境はありません。「未来を変えるのは、いつだって自分だ」私はガーナにもどってやるべきことをしっかりと理解しました。
■インド代表の高校生
JAXAでは、宇宙飛行士が宇宙でどのように生活しているのかを学び、体験することができました。日本の高校では、生徒たちの規律正しさや親切さに感銘を受けました。また、茶道も体験し、個人的にはとても心が落ち着く貴重な時間となりました。さらに、ノーベル賞受賞者である梶田隆章教授の講義は私たちにとって非常に価値のある体験となりました。RIKENで行われていた研究はとても興味深く驚くべき内容でした。このプログラムは、インドと日本を結びつける架け橋です。
■ナイジェリア代表の高校生
さくらサイエンスプログラムでの経験は、刺激的で忘れられないものとなりました。日本の科学技術における目覚ましい成果について学んだだけでなく、日本の人々の親切さ、規律、文化、そしておもてなしにも触れることができました。これから私たちは、知識だけでなく、より大きな夢を持ち、より懸命に努力し、自分たちの社会や世界に積極的に貢献したいという新たな意欲をもって、それぞれの国に帰ります。この素晴らしい経験を、私たちはこれからもずっと大切にしていきます。
■南アフリカ代表の高校生
かずさDNA研究所、国立科学博物館、JAXA筑波宇宙センター、そして大学訪問を通して、私たちはより大きな世界を体験する機会を得ました。友情が生まれ、知識が深まり、そして多くの思い出が作られたと感じています。ここ数日で得た知識を、今後必ず自分たちの強みにしていきます。南アフリカから来たすべての生徒と教師を代表して、この機会を与えてくださったことに感謝いたします。私たちに辛抱強く接してくださり、本当にありがとうございました。また近いうちにお会いできることを願っています。
そして各国大使館をはじめ、外務省や文部科学省からご出席いただいたご来賓の皆様からは、高校生たちに温かい励ましの言葉が贈られました。
JSTの森本茂雄理事から各国代表の高校生たちに、さくらサイエンス・ハイスクールプログラムの修了証書が手渡され後は、笑顔で記念撮影。
「またいつか、日本に来たいですか?」という問いには、全員が力強く「YES!!」と答えました。
(左から、ガーナ、インド、ナイジェリア、南アフリカ)
歓送会では、高校生たちによる民族舞踊や詩の朗読などが披露され、日本で過ごす最後のひとときを楽しみ、仲間たちとの別れを惜しみました。