さくらサイエンス・ハイスクールプログラム(SSHP)第3グループ
最先端科学の拠点で、最先端科学に触れる!
8月19日(火)、インドの高校生34名と引率者3名、総勢37名は、東京大学柏キャンパスを訪問しました。
到着してすぐ、リエゾン室の林左絵子室長から「最先端科学の拠点 東京大学柏キャンパスへようこそ」と題して、大学の施設や研究内容について説明を受けました。国内の3つのキャンパスや海外の関連施設を紹介。日本の富士山よりも高いチリの標高5000メートルにある球面望遠鏡は、ギネスブックにも掲載されていると聞いて皆びっくりしていました。
その後は、東京大学大気海洋研究所の塩崎拓平准教授による特別講義です。「海氷中の窒素固定菌とその特性を調べる」と題して、窒素固定の必要性、窒素固定菌の役割、海氷との関係等を、北極での調査風景を映しながら、分かりやすく説明してくれました。「北極にはたくさん北極熊がいます。猟師を雇うと1日で10万円以上かかります」と聞き、高校生はその高額に驚いた様子でしたが、「安全に研究用のサンプルを採集するためには熊猟師が必要なんです」と聞き納得していました。
特別講義終了後は、2グループに分かれて超磁場科学研究室と極限コヒーレント光科学研究センターの見学です。高校生たちは、最新の研究施設に興味津々。超磁場化学研究室では、一瞬で金属を圧縮する電磁フラックス圧縮実験を体験。極限コヒーレント光科学研究センターでは、「なぜレーザーの断面は元の面よりもきれいなのですか?」「レーザーでなぜ物が切れるのですか」など、次々と質問が飛び出しました。「レーザーでどうして物が切れるのか分かっていません、その解明には10年はかかりますから、ぜひ皆さんで解明してください」と聞き、良い研究テーマが見つかったと目を輝かせていました。
最先端科学の拠点で、まさに最先端の科学に触れることが出来た半日でした。
午後は日本文化に触れるため、学生たちは一路浅草に向かいました。