さくらサイエンス・ハイスクールプログラム(SSHP)第3グループ
藤嶋昭先生の特別講義 光触媒の技術と応用を学ぶ
8月18日(月)、エジプト、南アフリカ、ザンビア、ケニア、ガーナ、ナイジェリア、インドの高校生56名、引率者15名、計71名は、科学技術振興機構 (JST)東京本部B1大会議室にて、東京理科大学栄誉教授 藤嶋昭先生の特別講義"How to Get Clean World: Photocatalysis and Carbon Recycling"を受講しました。
藤嶋先生は、「酸化チタンに光をあてると、水を酸素と水素に分解する」という光触媒のしくみを高校生たちに分かり易く解説。研究を重ねるなかで、酸化チタンから酸素が発生する様子を発見したときの驚きと喜びを、当時の写真とともに語ってくださいました。
そして、有機物の汚れを分解したり、細菌を不活化したりする光触媒の応用技術が、鏡の曇り止めや、外壁の防汚、手術室などの抗菌など、様々なかたちで社会に実装されていることを、実験を交えながら紹介してくださいました。
半面にだけ酸化チタンをコーティングした鏡に蒸気をあてて実験しました。
光触媒の原理で、インクが分解されて、みるみるうちに消えてしまいました。
高校生たちは、藤嶋先生の一言一言に興味津々に耳を傾け、講義後には、「大都市の大気汚染を光触媒で浄化できますか?」「発展途上国も光触媒を使えますか?コスト面など大丈夫でしょうか?」「副産物として生成された水素にはどんな用途がありますか?」「光触媒を次世代の私たちが発展させる可能性について教えてください」など、時間いっぱいまで、途切れることなく次々と質問を投げかけていました。