2025年度 活動レポート 第2グループ:東京理科大学

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム(SSHP)第2グループ

数学者 秋山仁先生の特別講義を受講

6月18日(水)午後、SSHP第2グループとして来日中のインド、台湾、マレーシア、ウクライナの高校生と引率者、総勢114名が、 東京理科大学神楽坂キャンパスを訪問し、同大栄誉教授 秋山仁先生の特別講座を受講しました。

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MRIスキャンやレーザー治療など医学の分野で応用されている「楕円幾何学」のデモンストレーション、生徒一人ひとりに配られた紙で二つのメビウスの輪をつくって切る実験(ひねる方向により、二つのハートが重なったり別れたり、その結果に生徒達も一喜一憂!)、「三平方の定理」の様々な証明法の紹介、1~15の数を書いたカードを用いた数字当て手品など、実演を交えながらの講演です。デモンストレーション成功の際には大きな拍手があがりました。

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講演の後は、近代科学資料館で東京理科大学と日本における物理学の歴史などの紹介を受け、古い実験装置や科学書物などの展示を興味津々に見学しました。続いて秋山先生監修の数学体験館では、先ほどの講義で聞いたばかりの話も含めた様々な体験型の装置を夢中になって操作していました。

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秋山先生の「将来、数学者になろうと考えている生徒はいる?」との呼びかけに何人かが挙手するなど、数学の楽しさや、実社会への応用の現場、さらなる可能性などについて、大いに体験、実感した一日となりました。

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