2025年度 活動レポート 第59号:群馬県立高崎高等学校

2025年度活動レポート(一般公募プログラム)第59号 (Aコース)

先端テクノロジーを活用して社会課題解決を目指す
「日本✕インド」STEAM交流・共創プログラム

群馬県立高崎高等学校からの報告

2026年1月25日~1月31日、南インド・タミル・ナードゥ州のオキサリスインターナショナルハイスクールから高校生7名、引率教員1名、計8名を招へいし、A.科学技術体験コースのプログラムを実施した。

【1月26日】

プログラム初日は、歓迎セレモニー、英語コミュニケーションⅠの授業参加、だるま制作体験を実施した。歓迎セレモニーでは、両校による学校紹介や文化・芸能の披露を行い、互いの文化への理解を深める機会となった。英語コミュニケーションⅠの授業では、群馬県で親しまれている「上毛かるた」を英語で実施し、英語をコミュニケーションツールとして活用しながら交流を行った。

授業後には地域のだるま店においてだるま制作体験を行った。だるまのルーツがインドに由来していることについて学び、日本とインドの文化的なつながりを知る貴重な機会となった。

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【1月27日】

群馬大学理工学部の渡邉智秀教授による「水環境システム」に関する講義、若田浄水場および烏川でのフィールドワーク、水質調査、AIやデジタル技術を活用した課題研究紹介および交流活動を実施した。オキサリス高校では水環境に関する探究活動を行っていることから、日本の水環境システムについて理解を深めるため、渡邉教授による専門的な講義を実施した。講義では生成AIを活用し、英語字幕を画面に表示することで、インドの生徒が内容を理解しやすいよう工夫を行った。

また、課題研究交流会では、本校生徒による探究活動の紹介を行うとともに、3Dプリンターを活用した共同制作活動を実施した。互いの研究内容について意見交換を行い、国際的な視点から学びを深めることができた。

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【1月28日】

TUMO Gunma体験・交流プログラムおよびSSH課題研究公開成果発表会での発表・交流を行った。 TUMO Gunmaはアジア初の中高生を対象としたデジタルクリエイティブ人材育成施設(TUMOセンター)である。参加生徒は最先端の設備を活用し、班ごとにカメラやアプリを使用した動画制作に取り組み、その成果を発表した。
 午後には、本校SSH課題研究公開成果発表会に参加し、英語による探究活動の発表を行った。本校生徒は、スライドに英語での説明を加えるなど、インドの生徒が研究内容を理解しやすいよう工夫を行った。また、質疑応答では積極的に英語で質問する姿が見られ、活発な国際交流が実現した。

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【1月29日】

群馬大学理工学部の山田功教授および留学生メンターによる「STEAMワークショップ」を実施し、レゴ®マインドストームを用いたサッカーロボットの制作・プログラミングに取り組んだ。当日は他校からも参加生徒を募り、英語をコミュニケーションツールとして活用しながら、チームで協力してロボット制作を行った。後半には制作したロボットによるトーナメント戦を実施し、競技を通じて交流を深めた。参加生徒からは、「コミュニケーションをとることは難しかったが、自分の伝えたいことが相手に伝わった時の達成感は大きく、もっと英語を学びたいと思った」といった感想が寄せられた。実践的な活動を通じて、英語によるコミュニケーション能力の向上や国際交流への意欲向上につながった。

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【1月30日】

本校でのプログラム最終日は、クロージングセレモニーを実施した。オキサリス高校の生徒は、最後まで意欲的に活動に取り組み、本プログラムを通じて多くの学びと交流を深めることができた。セレモニーでは、本校校長より参加生徒へ修了証が授与された。

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【オンライン事後交流】

プログラム終了後、2月にオンライン事後交流を行った。お互いの探究活動の内容から今後もオンラインで共同研究を行い、日本とインドの高校生間で新たな学びを創り出そうという方向に決まった。オンラインでの話し合いを協議し、さらに発展させた交流を実施する予定である。

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