2025年度活動レポート(一般公募プログラム)第9号 (Aコース)
ルイボス・ティーによる健康効果に関する南アフリカ共和国との国際共同研究を目指して
朝日大学からの報告
2025年10月6日から12日まで、朝日大学歯学部は「さくらサイエンスプログラム」の支援を受け、南アフリカ共和国のウエスタンケープ大学(UWC)から歯学部生7名、教員1名の計8名を受け入れ、7日間にわたる研修を実施しました。
UWCからの学生受入れは、本大学にとって4回目の受入れとなり、「ルイボス・ティーによる健康効果に関する南アフリカ共和国との国際共同研究を目指して」をテーマに、動物実験を通して、南アフリカ共和国の名産品であるルイボスエキスを長期間摂取した際の摂食行動、唾液分泌、心臓機能への影響の検証について紹介しました。
研修では、本学での講義・実習の受講及び併設医療機関の訪問を実施し、日本型医療についても学びました。また、本学姉妹校である明海大学を訪問後、日本科学未来館を訪問し、日本の科学技術について理解を深めました。
以下で、活動の一部をご紹介します。
1.朝日大学にて講義、実習を受講
UWC歯学部生は、本学歯科薬理学分野 佐藤教授、大野講師、長瀬助教による「ルイボスエキス長期間摂取モデル動物における生理学的・薬理学的解析」の実習、UWCの Dr. Naazia Hargeyによる研究内容に関するミニシンポジウムを行いました。
2.日本文化を体験
異文化体験の一環として大阪市を訪れ、日本の歴史や伝統文化への理解を一層深める貴重な体験をしました。一行は、レトロな街並みを散策し、通天閣からの眺望を楽しむと共に、地元ならではの食文化にも触れることができました。
一行は無事全プログラムを修了することができました。JSTの多大なるご指導、ご協力に感謝いたします。