さくらサイエンス・インド大学生招へいプログラム
修了式
9月8日(日)から、京都大学・大阪大学での研究室体験、大学・企業説明会、(株)堀場製作所訪問、島津製作所創業記念資料館訪問、北野天満宮・金閣寺での日本文化体験など、関西圏にて展開してきたプログラムもいよいよ終盤。
インドのトップ大学(アンナ大学、インド工科大学ボンベイ校、インド工科大学デリー校、インド工科大学グワハティ校、インド工科大学ハイデラバード校、インド工科大学カンプール校、インド工科大学カラグプル校、インド工科大学マドラス校、ジャワハルラール・ネルー大学、デリー大学)から選抜された優秀な大学生55名は、9月13日(土)、京都商工会議所本部7階会議室にて、修了式に臨みました。
修了式では、アンナ大学とIITボンベイ校の大学生が代表で報告のスピーチを行いました。
一部をご紹介します。
■アンナ大学 Harsh Chordiaさんのスピーチ
アイザック・ニュートンはかつてこう言いました。「私たちが知っていることは、大海の中のたった一滴に過ぎない」。まさにその通りです。私たちは、日本人のホスピタリティと謙虚さに感動しました。そして、このプログラムは、私たちに日本で研究を進めようとする意欲を与えてくれました。様々な喫緊の課題に取り組む際の分野横断的なアプローチの力を、私は強く信じています。
■インド工科大学ボンベイ校 Anmol Jainさんのスピーチ
この美しい国での経験は素晴らしいの一言に尽きます。日本の人々の勤勉さ、思いやり、仕事への取り組み方は、私たちに深い印象を残しました。日本の各機関の皆さんとのネットワークが拡がり、多くの有意義なディスカッションをすることができました。参加者の多くが、日本の大学や世界トップクラスの企業で成長するために、再来日することを強く信じています。
来賓としてご出席くださった、外務省大阪分室 八田知美様、文部科学省科学技術・学術政策局 日野宏江様からも祝辞をいただきました。
終始、とても和やかな雰囲気で行われた修了式。インドの大学生たちは、翌9月14日(土)無事に帰国しました。また近い将来、日本で再会できることを心から楽しみにしています!