さくらサイエンス・インド大学生招へいプログラム
堀場製作所で最新の分析機器を見学
9月11日(水)午前、インドの大学生ら55名は、堀場製作所(HORIBA,Ltd.、京都市南区)を訪れました。同社は分析・計測システムのリーディングカンパニーとしてグローバルに展開していることで知られています。世界に40以上もの拠点をもつHORIBAグループ、インドで躍進を続けるHORIBAインド、そしてアフターサポート等を担当する堀場テクノサービス、それぞれの概要紹介で理解を深めた後、学生たちは実際の分析機器が並ぶオフィスを見学。はやぶさ2プロジェクトで小惑星「リュウグウ」から持ち帰ったサンプルの分析にHORIBAも加わっている話や、分析・計測の現場での説明を熱心に聞き入っていました。
見学の最後に訪れたのが最新の分析機器が並ぶ“Analytical Solution Plaza” 。ここでは約25名の分析技術者が、分析機器選定時のデモンストレーションのほか、受託分析、共同研究等などを行っています。特に学生たちが関心を示したのは、ノーベル物理学賞を受賞したインドのラマン博士によって開発されたラマン分光装置(Raman Spectroscopy)。「専用部品も見せてほしい」といったリクエストをする学生もいたほどでした。
京都の山々が見渡せる見晴らしの良いテラスで記念撮影をして、企業訪問は終了しました。