2024年度 活動レポート 第6グループ:早稲田大学

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第6グループ

8か国の高校生たちが早稲田大学でロボットの授業体験

 12月3日(火)、SSHP 第6グループの高校生たち(ウクライナ、エジプト、キプロス、ケニア、コロンビア、シンガポール、中国、南アフリカ)計86名が、晩秋の早稲田大学(早大)( https://www.waseda.jp/top/) を訪れました。午前中はグループに分かれ、現役早大生・留学生ガイドの案内で、重要文化財に指定されている大隈記念講堂や大学の過去・現在・未来がわかる歴史館、貴重な演劇資料が収納されている演劇博物館、収蔵可能規模400万冊を誇る中央図書館など、キャンパスの見どころを見学しました。なかでもSSHPで今回初めて招へいしたウクライナの高校生たちは、同じウクライナ出身の早大生(国際教養学部2年生)に母国語で案内してもらったこともあってか、それぞれの見学場所はもとより、日本の大学生活についても熱心に質問しているのが印象的でした。

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 午後はエルウッド・ケイト国際部長からの歓迎のあいさつ、そして大学紹介がありました。早大は外国人留学生の多い大学として知られていますが、現在、115か国から約8000人の外国人学生が学んでおり、今回キャンパス訪問した8か国すべての国の学生が在籍していると聞いて、高校生たちは世界に開かれた大学との印象を強く持ったようです。

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エルウッド・ケイト国際部長からの大学紹介

 模擬授業では、Wei WANG次世代ロボット研究機構研究員(Assistant Prof. Future Robotics Organization)が“Robotics, the research story of Waseda University”と題してレクチャー。日本のロボット研究の草分けであり、世界屈指のロボット名門校として知られている同大学がこれまで開発してきた世界初の人間型ロボットや、ヘルスケア、災害対応型など様々なWASEDAロボットとその技術の変遷を紹介。さらに人間とロボットが共生する未来社会の姿を高校生たちに現実のものとして示してくれました。

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ウクライナ
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エジプト
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キプロス
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ケニア
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コロンビア
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シンガポール
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南アフリカ
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中国