さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第2グループ
修了式:各国代表のスピーチ
2024年5月24日(金)、科学技術振興機構東京本部B1F大会議室にて、さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第2グループ(ブルネイ、インド、韓国、キルギス、タイ)の修了式が行われました。
各国代表の高校生によるスピーチの一部をご紹介します。
■ブルネイ代表の高校生
日本の有力大学や研究機関を訪問し、日本の高校生と交流した経験は、私たちの期待をはるかに超えた素晴らしいものでした。また、インド、韓国、キルギス、タイの高校生たちと一緒に参加したことで、多様な文化を理解し、グローバルな繋がりの大切さを意識しました。私たちはこのイノベーティブなアイディアを母国に持ち帰り、生かすことにわくわくしています。このプログラムで築いた絆を大切にして、今後もお互いに協力していけることを確信しています。
■インド代表の高校生
このプログラムによって、私たちは視野を拡げ、知識、文化、そして忘れられない経験の海にどっぷりと浸かりました。そして、日印間に深い絆が育まれ、国境を越えた友情の橋が架けられました。私たちが築いた友情が、平和への理解、協力を育むための堅固な基盤となるでしょう。そして、社会にポジティブな影響を与えることを目指して努力します。私たちの未来が成功と思いやりに満ち、世界の調和に対する揺るぎない責任感で満たされますように。
■韓国代表の高校生
JAXAを訪問したときには、宇宙飛行士になるという子どもの頃の夢を思い出しました。産総研で小型燃料電池について学んだこと、上智大学で最先端の研究に触れることができたことは素晴らしかったです。浦和一女では、日本の高校生のクラブ活動に感動しました。そして、梶田先生の講演には感銘を受けました。「本当にやりたいことがあったら、躊躇せずに取り組みなさい」という言葉を聴き、科学の発展に貢献するような女性科学者になりたいという夢が生まれました。
■キルギス代表の高校生
私は一生懸命に勉強をして、このプログラムに参加できるように準備してきました。日本の最高の教育機関や研究施設への訪問、キャリアガイダンスもしていただけたことに感謝します。日本の人々はお互いを尊重し合っていることもわかりました。日本に滞在して勉強をしたいという思いを強くしました。私たちはそれぞれ異なった文化や伝統の中で暮らしていますが、一つの惑星、一つの大陸に生きる仲間です。プログラムで築いた絆がこれからさらに強くなり、またいつか再会できますように。
■タイ代表の高校生
この一週間は、これから永遠に何度も思いだすことになるような、私たちの人生の中で最高の出来事でした。ノーベル賞を受賞した先生からレクチャーを受けたり、JAXAを訪問したりなど、簡単には実現できないような経験をして、様々な分野の新しい知識を得ることができました。そして、ブルネイ、インド、韓国、キルギスの高校生と絆を結んだことも素晴らしかったです。お互いの文化を知ることで、視野を拡げ、世界の中で生きていることを理解することができました。