2024年度 活動レポート 第1グループ:神奈川県立横浜緑ケ丘高等学校

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第1グループ

神奈川県立横浜緑ケ丘高等学校を訪問

 4月17日(水)、SSHP第1グループとして来日中の中国、フィリピン、ブータン、ガーナ、ザンビア、ナイジェリアの6か国の高校生たちは、神奈川県立横浜緑ケ丘高等学校を訪問。同校の生徒たちと交流し、日本文化を体験しました。

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 拍手で迎えられた一行は、歓迎スピーチ、学校紹介等、体育館での開会式の後、5つのグループに分かれて、①書道、②茶道、③調理、④剣道、⑤日本の遊び を体験しました。

 「書道体験」では、日本と中国の筆の持ち方の違いをお互いに教え合う姿、「茶道体験」では、日本の生徒に教わりながら、黒文字で桜の形をしたお菓子を切り、興味深そうに味わう姿が見られました。「調理体験」では、鰹節や昆布から出汁をとって味見。できあがったみそ汁は昼食時に全参加者にふるまわれました。「剣道体験」では道着を着用し、竹刀で「面っ!」と大きな声で発声しながら打ち込み!「日本の遊び」では「だるまさんが転んだ」を楽しみながら交流していました。

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書道
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茶道
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剣道
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調理

 午後は3学年、全クラスをオンラインでつなぎ、各クラスに分かれた海外の生徒達と「英単語しりとり」で打ち解けた後、3~5名のグループ毎に“School Life”をテーマとした英語の俳句づくりに挑戦!クラス内で発表し合って選句された作品は教員たちが集まる会議室に集められ、さらに選抜されて最終的に6つの優秀作品が発表されました。作品をつくりながら、お互いの学校のイベントや文化の話題で自然に会話が弾み、とても良い文化交流となった様です。各国の教員たちが選句の際に作品解釈について熱い議論を交わしている姿も印象的でした。

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 閉会式の感謝スピーチも全教室へ配信。「英語で積極的に話かけてくれて嬉しかった」という言葉もありました。全生徒が参加し交流した一日は、双方にとって忘れられない経験となったことでしょう。

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閉会のスピーチ

 最後に英語俳句の優秀6作品を紹介します。この俳句からどんな情景が浮かびますか?
(順不同、6作品に特に順位はつけられていません。)

  • Falling cherry blossoms Steps forward the Huzokuzaka
    With the new shoes
    ※Huzokuzaka=ふぞく坂:駅から同校への道中にある急坂
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  • Water splashes The ground pounds as the crowd cheers
    Batons fly through hands
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  • Read books after class Yellow booms fall down like rain
    Words covered by blooms
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  • Rhythm of my heart Its song is nearing its end
    Chocolate melting
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  • A shower of cherry blossoms With laughter and joy
    We reach out in the sky
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  • Like Sakura, we blum Hearts inflate with emotions
    The beginning of a new story