2024年度活動レポート(一般公募プログラム)第42号 (Aコース)
長崎で学ぶ
ベトナム・カントー大学環境天然資源学分野の若手研究者育成イニシアチブ
長崎大学大学院水産・環境科学研究科
2024年12月15日から12月21日まで、ベトナム・カントー大学の環境天然資源カレッジから7名の大学院生と1名の引率教員の合計8名が来日しました。具体的な活動内容は、国際交流セミナー、研究室インターンシップ、民間企業施設見学、野外フィールド演習です。
プログラム開始初日に国際交流セミナーを実施し、利部慎教授による水環境科学研究の特別セミナーと、参加した各大学院生の研究内容の発表会を行いました。

プログラムの前半では、廃棄バイオマスの再資源化について研究を行っている環境生物工学研究室(仲山英樹教授)での研究室インターンシップおよび、食品廃棄物をエコフィードや有機肥料にリサイクルしている民間企業施設の見学を行いました。


さらに、プログラムの後半では、地下水・湧水等の水資源の特性解析による水資源管理政策について研究を行っている水環境科学研究室(利部慎准教授)での研究室インターンシップと長崎県島原市の現地フィールドでの湧水群の採水・水質分析の野外演習を行いました。

修了式はベトナムの教員とライブオンラインで繋ぎ、ハイブリッド形式で実施しました。

本プログラムに参加した大学院生からは、5日間の短期間のプログラムでしたが充実した内容に満足したとの感想が寄せられました。
最後に、多大なるご支援を賜りました「さくらサイエンスプログラム」および、本プログラムにご協力頂きました、平木工業株式会社の皆様、長崎大学の教員、職員、学生の皆様に心より御礼申し上げます。