2023年度活動レポート(一般公募プログラム)第194号 (Aコース)
科学技術イノベーションに関する交流
~大学間の国際交流によるSDGsの達成~
日本大学工学部からの報告
日本大学工学部建築学科では、2024年2月12日~2月18日さくらサイエンスプログラムの支援を受け、インドネシアのバクリー大学(BAKRIE University)土木工学科の大学生9名と引率教員1名、計10名を受け入れました。
1999年に日本大学工学部が「ロハスの工学」を教育・研究のテーマとして掲げてから、ちょうど25年の節目の年となります。これを機に、これまでの呼称「ロハスの工学」を「ロハス工学」と改めました。持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の達成(「ロハス工学教育教材開発プロジェクト」https://www.ce.nihon-u.ac.jp/lohas_engineering/)のために、優秀なインドネシアの学生に「ロハス工学」を紹介することを目的としました。
【2月12日】
日本大学工学部の異文化コミュニケーション研究会(川崎先生と朝岡先生の協力より)の大学生たちとウェルカムパティー(意見交換会)を行いました。
【2月13日】
日本大学工学部工学研究所の環境保全・共生共同研究センターを訪問しました。日本大学工学部土木工学科の仙頭紀明教授と阿部慶太准教授が地盤災害後の復旧、地盤構造物の維持管理を支援するための技術やシステムづくりに関する研究を説明しました。最大積載荷重7トンの最新の振動台で実際の地震による揺れを体験しました。鋼板で組立てた質点系の固有周期の分析のワークショップを行い、模型の固有周期を算出した値を振動台で確認しました。
【2月14日】
日本大学異文化コミュニケーション研究会の大学生たち(留学生を含む)と、グループディスカッション(ブレインストーミングなど)および、グリーンテクノロジーをテーマにしたワークショップ(SDGsに関するプロジェクトマネジメントのスタディーケース)を行いました。
【2月15日】
三春ダム管理所を見学しました。三春ダム管理所では、ダムの建設に係る様々な課題や工事概要やダムの役割などの説明を受講しました。また、三春ダムは最新技術を導入し、安全で美味しい水を供給するための様々な水質対策の説明を受けました。
また同日の午後には、福島県環境創造センター交流棟展示エリア(コミュタン福島)(ふくしまの3.11原発事故、未来創造、環境回復、環境創造、触れる地球)を訪問しました。
【2月17日】
日本大学理工学部海洋建築工学科(船橋キャンパス)を訪問し、北島先生と福井先生による大型実験施設の紹介、特別講義を受講しました。