2023年度 活動レポート 第51号:大阪大学

2023年度活動レポート(一般公募プログラム)第051号 (Aコース)

バイオものづくりとグリーントランスフォーメーション

大阪大学 生物工学国際交流センターからの報告

 微生物などを利用した有用物質生産技術(バイオものづくり)は、GHG削減とバイオエコノミーの拡大を両立できる有望な技術分野です。大阪大学・生物工学国際交流センターでは、アジア諸国で次世代のバイオテクノロジーを担う若い学生らに対し、わが国のバイオものづくり産業がいかに持続可能な社会の実現に貢献しうるかを理解いただくべく本プログラムを企画・実施いたしました。大阪大学の関連分野の教員による講義や、微生物利用技術を体感するための実験を行いました。また、日本の微生物利用産業の代表である日本酒製造、ならびに先端的バイオ計測産業の現場を知るための企業見学を実施いたしました。本プログラムには、アジアの7カ国・地域(ブルネイ、インドネシア、カンボジア、ラオス、マレーシア、モンゴル、台湾)から、8名の学生が参加いたしました。

【1日目】2023年10月22日

 関西空港到着→宿舎へ移動。

【2日目】2023年10月23日

活動レポート写真1
AM:大阪大学生物工学国際交流センター(大阪府・吹田市)にて、オリエンテーションならびに講義1「Synthetic Biology and Green Chemistry」(本田孝祐教授・大阪大学生物工学国際交流センター)
活動レポート写真2
PM:実験1:「バイオマス分解酵素生産菌の探索」

【3日目】2023年10月24日

活動レポート写真3
AM:実験2:「バイオマス分解菌のゲノム抽出と遺伝子増幅実験」
活動レポート写真4
PM:講義2:「Metabolic Engineering for Sustainable Society」(清家泰介助教・大阪大学大学院情報科学研究科)および研究室見学

【4日目】2023年10月25日

活動レポート写真5
AM:文化体験:世界遺産・姫路城見学
活動レポート写真6
PM:バイオ企業見学1:菊正宗酒造株式会社訪問

【5日目】2023年10月26日

活動レポート写真7
AM:講義3:「Multi−omics Analysis of Fermentation Products」(Sastia P. Putri准教授・大阪大学大学院工学研究科)
活動レポート写真8
バイオ企業見学2:大阪大学・島津分析イノベーション協働研究所
活動レポート写真9
PM:実験3:「データベース解析による微生物の同定と論文検索」

【6日目】2023年10月27日

活動レポート写真10
研究成果発表会・修了証書授与式