2021年度 活動レポート 第55号:東京都市大学

2021年度活動レポート(一般公募プログラム)第055号 (オンライン)

Urban Design with/after COVID-19 Pandemic

東京都市大学都市生活学部 
教授 沖浦 文彦さん、准教授 斉藤 圭さんからの報告

 東京都市大学都市生活学部は、2021年度にベトナムおよびマレーシアとの2件の「さくらサイエンスプログラム」による交流プログラムの実施を予定していたところです。一方で、ベトナムとマレーシア両国においてそれぞれCOVID-19の感染状況が深刻となり、オンラインによる交流も計画な困難な状況が続いたところです。

 しかしながら両国の状況が改善し、期間を短縮してのオンラインによる交流が可能となったこと、日本、ベトナム、マレーシアともそれぞれCOVID-19の影響が都市開発などのさまざまな場面で見られ、今後の都市開発への影響も避けられないという認識で一致したことより、オンラインによる3カ国共同(東京都市大学、ホーチミン市建築大学、マレーシア工科大学)の交流プログラムとし、「Urban Design with/after COVID-19 Pandemic」をテーマとして実施しました。

 使用言語は英語、参加学生数はベトナム側16名、マレーシア側15名、日本側24名です。以下、プログラム実施結果を報告します。

1.日程

  • 全体セッション:2021年12月9日 および12月18日
  • 学生グループワーク:この間にグループ毎に実施

2.内容

(1)講義:日本側及びベトナム側の教員及び事前準備をおこなった学生グループより、本ワークショップのテーマに即した講義と発表をオンラインで実施しました。

日本側より:

(講義)

  • Japanese situation concerning COVID-19
  • The impact of the “COVID-19 life” on the Tokyo metropolitan area : A study based on spatial characteristics

(学生発表)

  • Introduction of a community management initiative case with perspectives of growth and decline management of “Tokyo Metropolitan area”
  • The future of the Futako Tamagawa Rise Project from the perspective of urban environment, greenery, water and light, SDGs, and after-pandemic

ベトナム側より:

(講義)

  • Vietnam’s background and Ho Chi Minh city’s background in pandemic.

マレーシア側より

(講義)

  • Re-thinking of Malaysia’s urban development from COVID-19 pandemic

(学生発表)

  • The Downtown that Fell Asleep: Johor Bahru recovery in COVID-19 Pandemic
  • Redesigning the traditional street of Ipoh Old Town for post-pandemic resiliency

3.グループワーク

 本年度のワークショップは、日本・ベトナム・マレーシアの混成チームを9つ組成(各チーム6〜7名)し、チームリーダーを各国より3名輩出し、オンラインワークショップの時間中および第1日(12月8日)から第2日(12月18日)の間に、次のテーマによりグループ毎に成果品作成に取り組んでもらう形式とした。

  • 成果品作成テーマ:「Physical and non-physical design strategy and the desirable neighborhood community formation for with/After COVID-19」

 そして第2日(12月18日)には、各グループよりプレゼンテーションを実施し、教員及び参加者全員による投票により、次のAwardを授与した。

Selected by Instructors

  • Award 1 : The Best Presentation
  • Award 2 : The Most Creative Presentation
  • Award 3 : The Best Visual Presentation

Selected by All Participants

  • Award 4 : The Best Presentation Voted by All Participants
学生混成チームによるグループワークの例

4.評価

短い日程での実施となりましたが、参加者からは高評価を得られました。

「全体評価」(5段階評価)

  • 5(最高評価):52.5%
  • 4:45.0%
  • 3:2.5%
  • 2:0%
  • 1:0%

「他国の学生のワークを通じて刺激、気づきを受けたか」

  • 5(最高評価):72.5%
  • 4:25.0%
  • 3:2.5%
  • 2:0%
  • 1:0%
全体セッション

5.成果品

本オンラインプログラムの内容は次のリンクよりご覧いただけます。

https://drive.google.com/file/d/18WogaA5e8HIuFcgE0IkJNcuaVI5Rsloa/view?usp=sharing

5)謝辞

コロナ禍で交流が困難な中、「さくらサイエンスプログラム」のご支援を受けて、知識や経験の交換、交流を実施することが出来ました。関係各位のご支援に感謝申し上げます。

情報共有用に作成したFacebookページへの投稿例:Day1とDay2の間のワーク
学生グループ作成成果品の一部抜粋