2021年度活動レポート(一般公募プログラム)第028号 (代替オンライン)
マレーシア国民大学と工学院大学のオンライン交流
工学院大学からの報告
2021年12月1日、2日とマレーシア国民大学(以下UKM)と工学院大学(以下KUTE)の研究交流を促進することを目的としたオンライン交流を行った。研究交流をより広く実施するために、国際会議「2nd Virtual Conference on Computational and Experimental Mechanics 2021」のなかに、さくらサイエンスプログラムのための交流セッションを設けて実施した。
1日目は、KUTEの須賀准教授が医工連携分野の研究内容を紹介した。国際会議の基調講演という形で設定し、会議参加者に向けて広く研究内容を紹介することができた。
2日目は、さくらサイエンスプログラムのためのセッションを開催した。初めに、UKMのAriffin教授から2019年度のさくらサイエンスプログラムで工学院大学を訪問した際の交流の様子をご紹介頂いた。その後、UKMから3名、KUTEから2名の大学院生が研究発表を行った。 交流内容は、Facebookでも配信された。
オンライン交流によって、双方の大学の研究をより深く理解することができた。さらに、異なる研究分野の内容にふれる、英語で交流するという経験を通して、学生の国際的な視点を養成するという教育的な成果もあげることができた。今後は、双方の大学の教育・研究のレベルを向上させるべく、さらなる交流を積極的に進めることを確認した。来年度以降もさくらサイエンスプログラムを活用させて頂き、今年度実施できなかった交流を進めたい。
最後に、このような交流をご支援頂いた「さくらサイエンスプログラム」に心より感謝申し上げます。