2020年度活動レポート(一般公募プログラム)第036号 (代替オンライン)
マレーシア国民大学とのオンライン交流
工学院大学工学部 機械工学科からの報告
次年度実施予定の研究交流プログラムをより実り多きものとするために、学生交流と研究交流の促進を目的としたワークショップをオンラインで2021年2月18日に開催した。マレーシア国民大学と工学院大学から計19名が参加した。
研究交流は、マレーシア国民大学から2名、工学院大学から3名、の学生が自身の研究内容を紹介した。発表内容は、計算力学、データサイエンス、機械学習など多岐にわたり、両大学の学生、教員にとって良い刺激となるものばかりだった。英語を母国語としない学生同士が、異なる分野の研究内容の英語で説明することに苦労していたが、今年度は、国際会議で発表する機会が制限されていたなか、英語で発表する良い機会にもなった。
次に、次年度の実施プログラムについて意見交換を行った。実施時期は、8月を第一候補とすること、新型コロナウィルスの状況によっては11月とすることを確認した。プログラムの内容は、 ハッカソン形式のプログラムが提案された。両大学の学生を組み合わせて研究グループを作る。1つ設定された課題を異なるアプローチで解決する。課題設定のため、両大学間の研究リソースや興味について、意見交換を続けることとなった。
更なる学生交流と研究交流の促進のため、より簡単に意見交換ができるSNSを活用した交流を始めた。
最後に、このような貴重な機会を与えてくださった科学技術振興機構にお礼申し上げます。