2020年度活動レポート(一般公募プログラム)第010号 (代替オンライン)
アジア5大学とのオンライン交流プログラム
立命館大学生命科学部からの報告
立命館大学生命科学部では、さくらサイエンスプログラムの採択を受け、今年度はオンライン交流会として、2020年12月16日~12月18日の期間、タイ、ラオス、インドネシアの5大学から約60名の学生と教員にご参加いただきました。本プログラムでは、今後の国際共同研究を行うための土台づくりを企図しています。今回のオンライン交流会は、将来の招へい交流の効果を最大化することを目的に、お互いの研究内容について理解を深め、参加者に日本での留学や研究に興味をもってもらうことに焦点を当てました。交流を通じて、共同研究の合意や立命館大学生命科学研究科への進学を検討いただけるなどの成果がありました。
12月16日
【大学紹介】
当大学と参加大学の双方で大学紹介を行い、お互いの大学に対する理解を深めました。
参加大学からは代表学生によるプレゼン形式で大学を紹介していただきました。
【研究室交流】
参加学生は、事前に研究分野に合わせて当大学の指導教員とマッチングを行い、各自指導教員の研究室のZOOMに参加し、12月16日~18日の3日間に分けて研究室交流が行われました。
研究室交流では、参加学生の研究発表や、指導教員・研究室の院生による研究発表, 意見交換・質疑応答, 研究室の研究内容の紹介, 研究室セミナーに加えて、学生同士の交流も図りました。
12月17日
【留学生生活・研究紹介】
当大学の留学生による研究紹介、生活紹介のプレゼンを行い、その後の質疑応答と合わせて日本での留学に関する多くの情報を共有しました。
【日本文化紹介】
当大学の剣道部の学生によるパフォーマンスを行い、日本の伝統的な武術について紹介するとともに、研究以外の学生生活の魅力を伝えました。
【日本文化体験】
4つの文化体験(華道、書道、日本語授業、京都バーチャルツアー)の中から参加者が希望する1つにグループで分かれてオンラインで体験。日本の文化を理解し興味を深めていただきました。
12月18日
【全体交流会・クロージング】
全体交流として、3日間で学んだ当大学や日本に関することをクイズ形式で出題。各研究室のチーム対抗で競い合い、当大学の留学生や日本人学生との交流を行いました。学生同士での交流で当大学の研究室内での国際化も促進されました。
クロージングでは、各参加者が3日間の学びや学習成果を紹介し、全体で本交流会の成果を共有化することができました。