さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第2グループ
インドの高校生が駐日インド大使を表敬訪問
ハイスクールプログラム第2グループ、インド、インドネシア、メキシコ、ブータン、マーシャル諸島、ミクロネシアの高校生と引率者、合計114名が4月20日(土)に来日しました。
4月21日(日)午後、インド政府から選抜されて「さくらサイエンス・ハイスクールプログラム」に参加している成績優秀なインドの高校生56名と引率者10名は、駐日インド大使Sanjay Kumar VERMA閣下を表敬訪問する機会に恵まれました。靖国通り沿いでバスを降りた高校生たちは、爽やかな新緑の風を感じながら千鳥ヶ淵にある駐日インド大使館の門をくぐりました。
高校生を代表して挨拶をしたのはMANAGSHA CHIBHISHAさんです。さくらサイエンス・ハイスクールプログラムに参加できたことへの感謝の気持ちをちょっと緊張ぎみに語りました。Sanjay Kumar VERMA閣下は、「これから、さくらサイエンスのプログラムで訪問する大学や研究機関では、日本の先端科学技術に触れるだけではなく、その裏にあるプロセス、先端技術は社会のため、エンドユーザーのために研究開発されているということを意識して学んでください。そして、このさくらサイエンスで学んだこと、経験したことを、帰国後に友だちや家族、多くの人々に伝えていくことが、皆さんの使命です」と、高校生たちを優しく励まされました。
高校生からの「日本とインドで共通するところは何ですか?」などの質問にも、丁寧に回答される閣下。高校生からの提案で、インド国歌を全員で斉唱する場面もありました。
終始穏やか雰囲気で進行した駐日インド大使Sanjay Kumar VERMA閣下との交流は、来日した高校生たちにとって忘れられないひとときになったに違いありません。閣下からの暖かな励ましの言葉をしっかりと胸に刻んで、高校生たちは駐日インド大使館を後にしました。