さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第1グループ
筑波大学を訪問
2019年度のさくらサイエンス・ハイスクールプログラムが始まりました。第1グループ(インド、バングラデシュ、スリランカ、ベトナム)の高校生と引率者の合計119名は、4月14日(日)に来日し、1週間のプログラムに参加しました。
4月16日(火)午後、インド&バングラデシュの高校生と引率者(計73名)は、筑波大学を訪問しました。中央研究棟Aの一室に案内された一行を迎えてくれたのは、同じインド、バングラデシュから来日して、現在筑波大学で学んでいる4人の留学生でした。
留学生による筑波大学の概要説明やキャンパスライフなどに関するプレゼンテーションの後、和やかな雰囲気の中で座談会が行われました。さっそく目を輝かせて積極的に質問をする高校生たちと、その質問に丁寧に答える留学生。日本での生活、留学先として日本を選んだきっかけ、奨学金のことなど、自国の先輩からの貴重な体験談の一つ一つに、高校生たちは興味津々に耳を傾けました。
座談会の後は、計算科学センターを見学させてもらえることになりました。緑豊かな広々としたキャンパス内を徒歩で移動していると、ちょうど授業の合間だったのか、筑波大学の学生の皆さんが校舎の外で談笑している様子を目にすることができました。次の授業のために自転車で校舎を移動する学生さんもいます。平日午後の穏やかなキャンパスの雰囲気を、インド、バングラデシュの高校生たちも肌で感じることができたのではないかと思います。
計算科学センターでは、スーパーコンピューターについての説明を受けた後、4月に導入されたばかりの国内初の多重演算加速装置が搭載された最新型新型スーパーコンピューター「Cygnus」を見学しました。コンピューターから発せられる大きな音、風に圧倒されながら、「この大きな音はどこから出ているの?」など機器をのぞき込み、質問を繰り返す高校生たちでした♪