2019年度活動レポート(一般公募コース)第267号
日本とベトナムで共通の果樹遺伝資源の研究体験
佐賀大学からの報告
佐賀大学農学部及び総合分析実験センターでは、2019年12月21日から27日までの7日間、さくらサイエンスプログラムの支援を受けて、ベトナム国家大学ホーチミン市校国際大学の教員(2名)および学生(4名)に果樹遺伝資源の研究体験をしてもらいました。
12月21日
夜に福岡空港に到着後、バスを乗り継いで、佐賀大学に到着しました。
その後、オリエンテーションを実施しました。
12月22日
日本とベトナムの共通果樹であるビワの葉からDNAを抽出しました。抽出したDNAは濃度測定器にて測定後、電気泳動法にて確認しました。
12月23日
大学公用車にて佐賀大学農学部附属アグリ創生教育研究センターの2施設(佐賀市久保泉町および佐賀市唐津市)を訪問しました。果樹遺伝資源を収集、育成、管理している施設を見学し植物遺伝資源への理解を深めました。また、果樹の栽培方法についての理解を深めました。
12月24日
借り上げバスにて、長崎県農林技術開発センター果樹茶部門を見学しました。これらの見学により植物遺伝資源への理解を深めました。日本でどの様に遺伝資源を管理しているかについて、ここでも学びました。
さらに、世界遺産である三菱重工長崎造船所史料館を見学しました。日本独自の産業文化発展の歴史に触れました。終了後に、懇親会を行いました。
12月25日
日本とベトナムの共通果樹であるビワのDNA配列分析について学びました。招へいした学生が自らのパソコンを使ってDNA配列をコンピューターにて解析しました。
12月26日
12/25に続き、ビワのDNA配列分析について学びました。その後、修了式を行いました。
12月27日
午前中の便で帰国しました。