2018年度活動レポート(一般公募コース)
ブラジルからの留学促進を目指した科学技術体験プログラム
大阪府立大学 杉村 延広さんからの報告
【第1日目】10月22日(月) ガイダンス、工学域長訪問など
サンパウロ発アムステルダム経由のオランダ航空機で来日した、パラナカトリック司教大学(PUCPR)アルバロ(Albaro)教授と4名の若手教員および6名の学生は、午後1時頃、大阪府立大学に到着しました。
今回のプログラムに関するガイダンスの後、工学域長および副工学研究科長を訪問し、工学域および工学研究科の概要の説明を受けるとともに、PUCPRの概要紹介を行いました。また、大阪府立大学の概要説明を受け、1 日目のプログラムを終了しました。
【第2日目】10月23日(火) 理事長・学長訪問、研究室紹介、PUCPRの紹介および歓迎会
辻洋理事長・学長を訪問し、懇談しました。工学研究科の菊田教授、岩村教授、有馬教授、杉村教授から研究内容の紹介を受けるとともに、研究室の見学を行いました。また、夕刻、歓迎会に参加しました。
【第3日目】10月24日(水) 研究室紹介、植物工場および堺市博物館の見学
午前中、工学研究科 新谷教授および人間社会システム科学研究科 中島教授から研究内容の紹介を受けるとともに、研究室の見学を行いました。その後、 大学の植物工場研究施設および堺市博物館の見学を行いました。
【第4日目】10月25日(木) 成果発表会に関する資料のとりまとめ
27 日(土)に予定している本研修成果の発表会に関する準備のため、工学研究科の演習室において、パソコンを使用して発表用資料の作成を行いました。
【第5日目】10月26日(金) 東大寺およびOKK(株)の見学
マイクロバスで移動して、午前中は奈良 東大寺を見学し、午後からは工作機械を製造しているOKK㈱の工場見学を行いました。OKK(株)では、会社の概要紹介の後、部品加工および組立工場を見学し、生産管理およびカイゼンなどの具体例について説明を受けました。
【第6日目】10月27日(土) 成果発表会および歓送会
大阪府立大学のサテライトキャンパス I-site なんばにおいて、本研修の成果発表会を行うとともに、修了式を行いました。また、工学研究科の教員および学生による歓送会を行いました。
まとめ
6日間の研修は非常に短く感じましたが、研修終了後のアンケート結果をみても、各学生が今回の研修については非常に満足していること、このような研修をぜひ継続して行ってほしいこと、大阪府立大学をはじめとする日本の大学にぜひ留学したいこと、などの意見が書かれており、非常に高い評価を得られたと考えます。
ブラジルと日本との文化のちがい、ブラジルにおける日系人の歴史などについて非常に印象が深かったようです。