2018年度活動レポート(一般公募コース)第235号
バイオマス、廃棄物を活用した持続可能材料に関するグローバルネットワーク推進事業
長岡技術科学大学からの報告
長岡技術科学大学の物質材料工学専攻と情報・制御工学専攻において、平成30年11月21日−30日の滞在で、チュラロンコン大学(タイ)から6名(教員1名)、マレーシア科学大学(マレーシアから4名(教員1名)を受入れ、セミナー受講や研究実習を実施しました。
参加者を受入れたそれぞれの研究室では、バイオマス材料、複合材料、エネルギー材料及び情報工学の分野で密な研究交流を行い、研究成果の交流とデーター取得の大変良い機会となりました。本学の修士・博士後期課程の在学生とさくらサイエンスプログラムの参加学生は、同じ分野での研究内容を議論し、お互いに内容を高めあう交流を行うことができました。
最終日には各自の成果を研究交流会で発表し、修了証を受取り、無事にプログラムを終えました。
休日には日本人学生と新潟市の水族館(写真)や弥彦神社への小旅行を楽しみ、日本文化の涵養に努め、相互の交流を深めました。さくらサイエンスプログラムにより日本とタイ、マレーシアの交流が進み、また双方の学生諸君のグローバルなセンスを高め、視野を広げる大変良い経験となりました。
また、本プログラムは今年度までの3年間の複数年度プログラムでしたが、さくらサイエンスプログラムでの招へい者受入れにより、本学への留学に興味を持つ学生が増えたこと、大学間の交流に希望が増えたことなど、今後の研究・教育における大学間連携にも期待しております。