2017年度 活動レポート 第296号:大分大学

2017年度活動レポート(一般公募コース)第296号

タイ王国の高校生が日本の先端医療、科学技術、日本文化を学ぶ

大分大学からの報告

大分大学では、さくらサイエンスプログラムの支援を受け、平成29年10月9日から16日の間、タイ王国サイエンススクールの高校生13名と教員1名を招へいしました。

来日中の主なプログラムは以下のとおりです。

1日目

日本入国。大宰府天満宮、九州国立博物館を見学。大分県に到着

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九州国立博物館にて

2日目

大分大学長、医学部長を表敬訪問。
医学部附属病院の見学、外科糸結び・縫合体験実習

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北野正剛学長を囲んで
写真3
悪戦苦闘の縫合実習
 

3日目

大分舞鶴高等学校の生徒との日タイサイエンスプロジェクト交流

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英語で交流しました
写真5
習字を体験
 

4日目

新日鐵住金大分製鉄所での工場見学、日本文化体験

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回転寿司で舌鼓

5日目

医学セミナー(顕微鏡実習、研究室訪問)、女性研究者との交流会

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ミクロの世界に興味津々

6日目

大分工業高等専門学校の生徒との交流

写真8
足踏みミシンに挑戦

7日目

九重“夢”大吊橋を見学。福岡県へ移動

8日目

日本出国

今回受け入れた高校生らは初めての日本ということもあり、タイとの文化の違いに戸惑いながらも様々なことに目を輝かせながら取り組んでくれました。特に、同年代である大分舞鶴高等学校の生徒との交流では、英語でのコミュニケーションを通して互いを理解し合う中で、多くの刺激を受けていたようです。

大分大学では、平成26年度から本事業によるタイ王国の高校生の受け入れを開始し、今回で4回目となりますが、第1期修了生が大学3年生となった今、日本の大学院への進学や日本企業への就職の意識を高めてもらうことを目的にタイ・バンコクでの同窓会の開催を検討しています。

本学としては、この素晴らしい事業を単発で終わらせるのではなく、修了生とのコンタクトを継続することで息の長い事業としたいと考えています。そしていつの日か、本プログラムの修了生が日本とタイの懸け橋となって活躍してくれることを願っています。