2017年度 活動レポート 第293号:芝浦工業大学

2017年度活動レポート(一般公募コース)第293号

研究室インターンシップおよびロボットワークショップにおける”ものづくり”体験

芝浦工業大学からの報告

芝浦工業大学ではさくらサイエンスプログラムによる助成を受け、2017年11月7日(火)から2017年11月14日(火)の期間で中国の湖北工業大学より学部生10名と引率教員1名を招き、国際交流プログラムを実施しました。本プログラムは、本学の研究室見学をはじめ、ロボット製作、本学学生との交流、キャンパスツアー、都内フィールドトリップ、そして成果発表会により構成されています。

オリエンテーション・キャンパスツアー

11月7日に来日し、翌8日、本プログラム開始となりました。まず、湖北工業大学一行は芝浦工業大学豊洲キャンパスを訪れ、オリエンテーションにて本学の概要等を受けた後、ウェルカムパーティーにて親睦を深めました。その後、本学学生がキャンパスを案内し、研究施設等を見学しました。

研究室見学

9日は本学の工学部機械工学科の研究室4ヶ所を見学しました。教授や学生による説明を受けながら機器を実際に使用するなど、実践的な内容も取り入れ、各研究内容に関する専門知識を深めることが出来ました。

写真1
Lab訪問
写真2
 

ロボットワークショップ

10日はロボットワークショップを行いました。まず初めに、本学教員より今日のロボットの進化についてのレクチャーを受け、その後、本学学生の指導のもと、招へい者自らが一からロボットを製作しました。普段あまり経験しないロボットの組み立てに苦戦しながらも皆真剣になって取り組み、完成後の競技にむけて各自戦略を練りながら製作にあたることにより、”ものづくり”の面白さに夢中になっていました。

写真3
ロボットセミナー

学外施設見学

週末を利用し、本学学生のアテンドのもと都内の施設を巡りました。日本科学未来館では、日本の最新科学技術に触れることができました。特にASIMOのショーでは、最先端ロボットの知的能力、身体能力に感銘を受けていました。その他、TOYOTAの展示施設を見学し、日系企業の発展の歴史や最新鋭技術について理解を深めることができました。

成果発表

13日はプログラム最終日となり、約1週間のプログラムを通して、湖北工業大学の学生9名が本学の研究室見学、学生交流、および日本の科学技術施設見学等を通して、学んだこと・体験したことについての発表が行われました。最後に、本プログラムを通して協力してくれた本学学生とともにフェアウェルパーティを実施し、本プログラム終了となりました。

招へい者の感想

I am very lucky to have this opportunity to get to know Japan, experience Japanese cultures and feel Japan's high-tech. After those days, my impression of Japan has totally changed. Japan is a wonderful country, I wish to have another chance to be there again.

This exchange program is definitely fantastic! Not only the contents itself is fabulous, but the people ,the students, the teachers we have met are kind and polite. This program gives me a new meaning of overseas study satisfying with each student's need .It's the best place that I have ever met!

今後の展望

さくらサイエンスプログラム採択いただくことで、本プログラム通して、湖北工業大学との交流を促進することができました。今回の留学生の招へいを機に、今後、湖北工業大学との間で交換留学をはじめとした国際交流を活発化させていく予定です。