2017年度活動レポート(一般公募コース)第82号
中国から若手教員を招いて研究交流を実施!
千葉大学工学研究院融合理工学府教授 魯云さんからの報告
千葉大学工学研究院融合理工学府では、さくらサイエンスプログラムの支援を受け2017年8月6日から26日まで中国河南科技大学から若手教員Xu Hang博士を招へいし「新しいプロセスによる環境浄化光触媒の創製技術に触れる」というテーマで交流を行いました。
今回の交流は、専門の応用科学分野から水浄化に関する研究を行っているXu Hang博士に、千葉大学工学研究院融合理工学府で行われている新しい成膜技術の機械成膜法、それによる光触媒の創製および光触媒を用いた環境浄化など、最先端の研究開発を紹介することを目的としています。
また、初めて来日するXu Hang博士に日本の環境や文化などを体験してもらうことも計画しました。
まず、大学キャンパス見学によって大学の紹介を行いました。緑豊かなキャンパスと、幅広い研究開発が強く印象に残ったようでした。
次に環境浄化に関する研究開発の交流を行いました。千葉大学工学研究院融合理工学府で行われている、新しい成膜技術の機械成膜法(メカニカルコーティング法)、それによる光触媒の創製、および光触媒を用いた環境浄化など、最先端の研究開発を紹介しました。
また、Xu Hang博士から、触媒によるオイルの脱硫に関する研究を紹介していただくとともに、それぞれの大学教育や研究環境などについて、情報交換を行いました。
実験室で、研究開発の機器の見学をしてもらうことによって、研究環境や体制を紹介しました。また、研究室のセミナーの参加、および学生との交流によって、日本の教育現場を体験し、中国の大学教育の現状について意見を交換しました。