2017年度活動レポート(一般公募コース)第10号
One Week Experience in Kobe University 2017
神戸大学からの報告
神戸大学自然科学系6部局は、さくらサイエンスプログラムの支援により、海外協定校から自然科学系学生を招へいし、短期サマースクール「One Week Experience in Kobe University 2017」を7月9日から16日まで開催しました。
9日
神戸に到着し、翌日からサマースクールに参加しました。
10日
農学研究科でオープニングセレモニーの後、システム情報学研究科教員による「発話コミュニケーションを支援する知能メディア技術」の講義を受け、午後からポートアイランド地区に移動し、理化学研究所で京コンピュータ、神戸大学計算科学教育センターでπ-CAVEを見学しました。夕方はウェルカムパーティーに参加し親睦を深めました。
11日
深江キャンパスにて「港湾からみたロジスティクス入門」、「海上における船舶の安全性評価」の講義を受け、乗船オリエンテーション後に練習船「深江丸」の乗船体験、操船シミュレーター見学を行いました。
12日
播磨地区にあるSPring-8を訪問し、「SPring-8及びSACLAによるタンパク質ダイナミクスの時間分解測定」、「SPring-8キャンパスでは何が行われているか?物質科学及び生命科学における先端研究紹介」の講義を受け、当該施設及びSACLAを見学しました。
13日
農学研究科附属食資源教育研究センターを訪問し、「日本における高品質牛肉生産」、「日本の農作物生産」に関する講義のほか、研究用に栽培されているイネや野生ナシを見学しました。また、ウシの鼻紋採取、田植えなどの農作業体験やバレイショの食べ比べなど、短い時間でしたが多くの体験をしました。
14日
工学研究科にて「神戸大学での災害対応ロボットの研究開発」の講義を受け、研究室見学の後、夕方のフェアウェルパーティーに参加しました。
15日
農学研究科で開催された修了式に出席しました。
参加学生は、神戸大学および神戸・兵庫地区に位置する研究所等で最先端の科学技術を体験し、大いに関心を持った様子でした。一週間のプログラムを終え、全員無事に帰国しました。
また同時に、プログラム実施のアシスタントとして参加した本学の留学生・学生は、国際交流を深める良い機会を得ました。