さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第22号
充実した1週間を終え、修了式に臨んだアジアの高校生たち
さくらサイエンスハイスクールプログラム(第5グループ)
7月10日に来日し、1週間のプログラムを終えたさくらサイエンスハイスクールプログラム(第5グループ)の高校生が7月15日(金)、東京スポーツ文化館(東京・江東区)で開かれた修了証授与式に臨みました。
第5グループは全員で97名(引率者を含む)、内訳は中国(60名)、シンガポール(13名)、ネパール(12名)、スリランカ(12名)の皆さんです。
修了式には、来賓として中国大使館から阮湘平・公使参事官と呉松・一等書記官、ネパール大使館からガヘンドラ・ラジパンダリ臨時代理大使、シンガポール大使館からタン・シーイー補佐官、そして日本の文部科学省からは山田浩貴・科学技術・学術戦略官(国際担当)企画官が出席しました。
各国の生徒代表からは「ノーベル賞受賞者の野依良治博士の講演や白川英樹博士の実験教室が印象深かった」「短い滞在だったが多くのことを学べた」「アジアの他の国の友達ができた」など、プログラムの成果が発表されました。
また、引率の先生からは「日本の科学技術はもとより日本の文化も学べ、充実したプログラムだった」「JSTをはじめJICEの皆さんなどとてもお世話になった」と報告とともに感謝の言葉がありました。引き続き、伊藤宗太郎JST副理事の講評の後、各国の生徒代表に修了証とサクラバッジが授与されました。
最後に来賓の中国大使館の阮湘平・公使参事官、ネパール大使館のガヘンドラ・ラジパンダ臨時代理大使から「この経験を生かして自国のため、アジアのために頑張ってください」と激励の言葉があり、修了式は閉会しました。