さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第13号
一週間の日程を終え、感動の修了式と歓送会
さくらサイエンス・ハイスクールプログラム(第2グループ)
4月17日に来日したバングラデシュ・インド・インドネシア・フィリピンからの高校生たち第2グループ143名(生徒120名、引率者23名)が一週間の研修を終え、その修了式が4月22日、JICA東京国際センターで行われました。修了式にはバングラデシュ・インドネシア・フィリピンの在日大使館と外務省、文部科学省から関係者が来賓として出席しました。
参加した高校生からはそれぞれの国の代表が、「このプログラムを通してたいへん刺激を受けた」「国を超えて多くの友人ができた」「いつもゼロからスタートしてこのように発展してきた日本は素晴らしい」「この間に得た知識、経験を祖国のために生かしたい」など、プログラムの成果を発表しました。
また、引率者からも「ノーベル賞受賞者や宇宙飛行士に会えたのは子どもたちにとって貴重な経験」「このプログラムを通じて子どもたちは新しい世界を知った」「科学技術だけでなく、洗練された文化、規律正しさなど、多くのことを日本で学んだ」など、研修についての感想が述べられました。
続いてJSTの安藤慶明理事から全体の講評が行われ、「Did you enjoy the program?」という問いかけには全員が「Yes!」と大きな声で答えました。最後に修了証とサクラバッジがそれぞれの国の代表に授与され、第2グループの日程は終了しました。
続いて行われた歓送会は、JST日本・アジア青少年サイエンス交流事業推進室の沖村憲樹室長の乾杯で始まり、高校生たちはそれぞれの民族舞踊や歌を披露して、日本最後の夜を楽しみました。