さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第41号
猛暑の日本で1週間のプログラムを終え、元気に修了式
国立研究開発法人科学技術振興機構
8月1日に来日したさくらサイエンス・ハイスクールプログラム・第5グループ(インドネシア・ブルネイ・台湾)の計78名(引率者を含む)が1週間のプログラムを無事終了。その修了式が8月7日、オリンピックセンターで行われました。
来賓としてブルネイの在日大使館、在日台北駐日経済文化代表処からそれぞれ担当官が出席し、また、在日インドネシア大使館の担当官からはメッセージが寄せられました。日本側の来賓としては文部科学省から担当官が出席しました。
激励する飯野美智子・文部科学省
科学技術・学術政策局 国際戦略室 室長補佐
来賓の挨拶に続き、各国・地域を代表して3名の高校生が報告を行いました。
「多くの貴重な経験をさせてもらった。帰国したら皆にその経験を話したい。世界で活躍できるという自信が湧いてきた」と語るのはブルネイ代表のChua Yee Ling さん。また、インドネシア代表のNi Made Adnya Suastiさんは「日本の暑さに驚いたが、日本人の姿勢と精神が素晴らしい技術と国をつくっていると実感した」と述べ、台湾のYang, Su-Hang君は「今回の訪問で技術はもとより、日本の文化など素晴らしい経験をすることができた」と、それぞれ今回のプログラムの成果や印象を発表しました。
また、引率の先生からも「日本人の勤勉さと規律、科学技術の発展に感銘を受けた」「日本の先端技術を学ぶことができたいへん嬉しい」「日本の高校生との交流を深めることができたが、もう少しスケジュールに余裕がほしい」などの感想が述べられました。
最後に主催者の中村道治JST理事長から「世界各国のアジアへの期待は大きい。そういった期待にこたえられるのが科学技術だ。皆さんの能力を花開かせて、持続可能な社会の実現に向け貢献してください」との講評があり、それぞれのグループ代表の高校生に修了証が手渡されました。